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現代怪談 地獄めぐり 無間 (竹書房文庫 HO 402)

現代怪談 地獄めぐり 無間 (竹書房文庫 HO 402)

現代怪談 地獄めぐり 無間 (竹書房文庫 HO 402)

作家
響 洋平
ありがとう ぁみ
いたこ28号
深津さくら
伊計翼
出版社
竹書房
発売日
2019-09-28
ISBN
9784801920156
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現代怪談 地獄めぐり 無間 (竹書房文庫 HO 402) / 感想・レビュー

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夢追人009

5人の達者な怪談師による現代実話怪談噺の恐宴ですね。『山の鈴』深津さくら:六甲山の展望台で道に落ちていた鈴を拾った後何度投げ捨ててもすぐに手元に帰って来る不気味な話。『トイレで待つ女』いたこ28号:六本木の公園の多目的トイレで咽び泣く女幽霊が目撃者を青山墓地へと誘う話。『ただの夢』伊計翼:工場の事故で2本の指の先を失った男は前日に白髪の老婆が家に来て指を噛み千切る夢を見ていた。『空腹』響洋平:中学の柔道部の合宿で戦争末期の負傷兵の幽霊と遭遇する話。『だよねえ』ありがとう・ぁみ:介護施設のお爺さんの幽霊噺。

2020/09/13

HANA

実話怪談アンソロジー。基本的に怪談師という職種の方々が書いているのだが、読みながら何となく話す事と書く事の差みたいなものに思いを馳せる。基本最近の実話怪談だと理に落ちない出来事、不可解な出来事みたいなものが主流で、幽霊とかがダイレクトに出る事はまずないのだが、こちらに書かれている方々は普段話す事を主にしているせいか、幽霊や霊感を出すことに抵抗がなさそう。怪談を語る場だと雰囲気が盛り上がってそういう直接的なものでもいいのだろうけど、家で本で読んでいるとそれは題材的にちょっとと思ってしまう。怪談は難しい。

2021/11/09

ヒデキ

多くの怪談師の方による競作です 語り口が、それぞれ違うように 文章も違うなというのが、 競作だから、判りやすくなっています ぁみさん、やっぱり、オチがついてますね

2022/04/29

のりすけ

巧い方とそれほどでもない方が混在。それはそれで面白い。伊計翼さんの「かくれんぼ集」が一番ぞっとした。ほのぼのとしたおじいちゃん物語やと思ったら…「それ、怖いわ」ってなっちゃった。ありがとう・ぁみさん、女性かと思ってたら男性でいらしたのね,しかも巨漢やんけ。先入観、怖い。

2022/09/12

さりぃ

#現代怪談 地獄めぐり 無間 #響洋平他 KindleUnlimitedで読了。 若手(?)の怪談作家(語り部?)を集めたオムニバス。 そこそこ怖いものもあったが、なんか少し軽い。ライト系かも? 『犬』『ポチのアルバム』『青木ケ原樹海』 『どこからド』『モニターに映るトイレの影』『憑かれて同じように』 辺りが好み。

2019/12/30

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