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奇譚百物語 獄門 (竹書房怪談文庫)

奇譚百物語 獄門 (竹書房怪談文庫)

奇譚百物語 獄門 (竹書房怪談文庫)

作家
丸山政也
出版社
竹書房
発売日
2019-10-28
ISBN
9784801920446
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奇譚百物語 獄門 (竹書房怪談文庫) / 感想・レビュー

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HANA

実話怪談。短い話を九十九話、次から次へと披露していくというスタイルはやっぱり嫌いじゃない。とはいえ数多い話はどうしても玉石混交になる危険性も。遠野物語のオマクみたいなどこかで聞いたような話も含まれてしまっている。支社との交流って人類に普遍的な物だから仕方ないのかなあ。とはいえ著者が自家薬籠中のものとしている海外の怪談の出来はやはり出色。愛蘭の民宿に出没する馬とか、空に幻視した古代の合戦とか、ドイツのアウトバーンとか本当に言う事無し。個人的に興味深いのはやっぱり「稀覯本」。ホント自分の前にも出て欲しい。

2019/11/29

澤水月

外国人或いは日本人の外国での不思議な体験・怪談をソリッドに描くことで知られる著者。今回も仏の娼婦巣窟でのさすがの怪異「森の女」、英古書店での「稀覯本」(羨ましい気もする!)、独「アウトバーン」などお国柄豊か。アレ、プリ●スかなぁ…。しかし日本の怪談奇談も、「豚コレラ」など時宜を得たものもあれば美容師の予知、僧侶の退任祝い「退董(たいとう)式」など普段預かり知らない興味深い話多い。すぐ読むのがもったいなく薫り高い洋酒のようにちびちび味わった。どちらが出るか?の和洋バランスも良い

2019/11/09

qoop

描写を削ぎながら趣を足していく掌編スタイルで安定感のある著者。国内外問わず多様な種類の怪異を扱う上で、こうしたスタイルは好適なのだろうと察せられた。余韻の残る〈エンディング・ビデオ〉、可笑しい…といって良いのか迷う〈山手線〉、厭だとしか云いようがない〈再会〉、エスタブリッシュメントな味わいの〈稀覯本〉、地味ながら得体の知れない〈歯〉、本書の中で最も趣味かも知れない〈アウトバーン〉、ラストが味わい深い〈目撃者〉など、印象深い話多々あり。

2019/11/11

ニコ子

図書館 海外の実話怪談も収録されていて興味深いです。一番ぞっとしたのは、日本物で「空気清浄機」

2020/01/29

sonettch

「ジョン」「サル山」「ララ」「民泊」「豚コレラ」←存在を主張する命なきものたち。怪談は人間だけのものではない。「エンディング・ビデオ」「空襲」「姑」「メーデー」「ブラウス」などしみじみする話もある。「稀覯本」は本好きにはたまらない話。この著者の本は読み続ける。

2019/11/09

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