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消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~ (BAMBOO ESSAY SELECTION)

消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~ (BAMBOO ESSAY SELECTION)

消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~ (BAMBOO ESSAY SELECTION)

作家
吉田美紀子
出版社
竹書房
発売日
2020-05-28
ISBN
9784801922617
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 多くの人は、健康で長生きしたいと願っているでしょう。しかし、年をとれば体や頭の働きが衰え、介護が必要になることもあります。今、自分がどこにいて何をしているのか分からない。何で怒られているのか分からない。そんな“認知症の世界”を想像したことがありますか?

『認知症が見る世界 現役ヘルパーが描く介護現場の真実』は、周りにいる家族からの目線ではなく、認知症患者自身がどのように感じているのか、現役ヘルパーから見た認知症患者の心の中の不安感や恐怖などを描いた作品。話題となった前作『消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~』に続く第2弾です。

 認知症患者たちの不安・恐怖・孤独感にあふれた心の内を覗いてみてください。

 転んで入院した新山さん。夜中にトイレへ行きたくてナースコールをしても、看護師さんが来てくれず…。

※本作品は『認知症が見る世界 現役ヘルパーが描く介護現場の真実』(吉田美紀子:漫画、田口ゆう:原作/竹書房)から一部抜粋・編集しました

この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

2023/5/20

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「ちがう!」「バカヤロウ!」怒る夫が怖い。私はまた何か間違ったみたい/認知症が見る世界 現役ヘルパーが描く介護現場の真実

 多くの人は、健康で長生きしたいと願っているでしょう。しかし、年をとれば体や頭の働きが衰え、介護が必要になることもあります。今、自分がどこにいて何をしているのか分からない。何で怒られているのか分からない。そんな“認知症の世界”を想像したことがありますか?

『認知症が見る世界 現役ヘルパーが描く介護現場の真実』は、周りにいる家族からの目線ではなく、認知症患者自身がどのように感じているのか、現役ヘルパーから見た認知症患者の心の中の不安感や恐怖などを描いた作品。話題となった前作『消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~』に続く第2弾です。

 認知症患者たちの不安・恐怖・孤独感にあふれた心の内を覗いてみてください。

 認知症を患った新山さんが間違えるたび、夫が叱ってくる。新山さんは夫の言動に怯えるようになっていった。

※本作品は『認知症が見る世界 現役ヘルパーが描く介護現場の真実』(吉田美紀子:漫画、田口ゆう:原作/竹書房)から一部抜粋・編集しました

この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

2023/5/19

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消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~ (BAMBOO ESSAY SELECTION) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

月渚

何だか、年を取るのが恐くなったり…

2021/01/21

須戸

介護する側の視点ではなく、(作者による想像ではあるものの、)介護される側の視点で描写している点が新鮮だった。自分の場合、仕事としてであれば認知症の方と接することはできるが、自分の家族が認知症になった場合は対応する自信が全くない(自分自身の家族となると、体に触れることにも抵抗がある)ため、なって欲しくないと思う。また、作中では語られないが、介護業界は常に人手不足なので、認知症になる方の増加をなるべく予防できる世の中になったら良いと感じた。あとがきに出てきた人の発言が衝撃的だった。

2022/05/17

amhon

自分の親も、自分も、自分の好きな人も、いずれ認知症になってしまうのかもしれないと思うと、長く生きるのが怖くなる。いずれ誰かが、自分が認知症になったとき、わたしはどうすればいいのだろう?どうするのだろう?自分を自分だと認識できなくなった時、家族を家族だと認識できなくなった時まで、わたしは生きたくないと思ってしまいました。将来を想像し、いろいろと考え込んでしまう一冊でしたが、読んで良かった。まわりにもおすすめしときます。

2023/10/17

ちろ

介護の職に就くものとして涙が止まらなかった。親の介護に悩む家族にも同僚にもどんどん勧める。

2022/09/29

千石京二

認知症患者たちの視点で描かれる、珍しい介護エッセイ漫画。絵柄はとても可愛いのだが、話題が話題だけにとても重苦しい話が続き(認知症で娘の顔がわからなくなった親が、この人は誰だろうと独白する話など)、読んでてつらくなる。つらくなりました。でも、いま介護をしている当事者の方が読むと、少し救われる作品でもあるのかなと思います。

2020/08/28

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