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異界怪談 暗狩 (3) (竹書房怪談文庫)

異界怪談 暗狩 (3) (竹書房怪談文庫)

異界怪談 暗狩 (3) (竹書房怪談文庫)

作家
黒史郎
出版社
竹書房
発売日
2020-06-27
ISBN
9784801922969
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異界怪談 暗狩 (3) (竹書房怪談文庫) / 感想・レビュー

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夢追人009

黒史郎さんは本書の後書きで今はコロナの時代の怪談を追い求めていると書いておられまして流石の前向きな姿勢だなと感心しましたね。本書を読んで気づいたのは毎回同じ様な類型的な話ばかりではいけないと自戒されているかの様にストーリーに凝った捻りが感じられる点ですね。必ずしも全てが成功しているとは言えないにせよ私は著者の努力を大いに讃えたいと思いますね。ホッとさせておいて…『足りなかった』玲美さんは島根で開催される野外ライブに行くついでに同県に実家のある専門学校時代の友人に声を掛けて終わった夜に泊めて貰おうと考えた。

2021/02/27

さりぃ

#異界怪談 暗狩 #黒史郎 Kindleaunlimitedで読了。 これまた6月始めに発行の新しい本。 『オキテ』『川の底から』『戦争博物館の叫び』 『菊の花』『赤い日』『ヨコハシ』 辺りが面白かった。

2020/07/27

澤水月

舌を噛んで亡くなったという人物のことをいつまでも笑いのタネにするいい大人の親戚たちってそれだけで怖い。鶏が先か、卵が先かのタイトルの妙(「ラッパーもムリ」とかそれだけで読みたくなる)。北朝鮮の戦争博物館の怪談はさらりと、しかし大変貴重な記録かと思う。全体に巧みで不穏

2020/07/06

qoop

一冊の中で、明確な怪異とは云い難い話(例えば〈ハナっちゃんで笑う〉)の分量が増えたと感じられた。大上段に振りかぶった怪談ではなく、微妙なズレを幽けき在り方のままに文章化し、明瞭な怪異譚と混ぜて一冊にするのは簡単なようでいて匠の仕事だろう。自然体のようでいて意識的に組み直す作業が必要というか。原始芸術にインスパイアされたピカソの作風を思い出した…というと大仰だろうか。印象的な作品を挙げるとキリがなくなりそう。

2020/07/05

arisaka

恐怖としての「こわい」よりも不穏な「こわい」話が多い印象。要するに「厭な話」。親戚の死に様を笑いの種にし続ける男たちとか、ぞんざいな扱い地蔵とか、いないはずの誰かに話しかけている女とか、誰も知らないカレンダーの赤い印とか。怖さの質がだんだん変わってきているようで、この先が楽しみ。近いうちにコロナ怪談も来るか?

2020/09/10

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