樹海村〈小説版〉 (ひ2-3) (竹書房文庫 ひ 2-3)
「樹海村〈小説版〉 (ひ2-3) (竹書房文庫 ひ 2-3)」のおすすめレビュー
樹海は呪海?最強の呪具「コトリバコ」とは?「樹海村」〈小説版〉で圧倒的な現実感と恐怖を体感せよ!
『樹海村』(久田樹生:著、保坂大輔・清水崇:脚本/竹書房)
自死の名所としても知られる富士山麓の青木ヶ原樹海。そこには死にきれなかった人々が集まった集落「樹海村」が存在する、という噂がある…。本作『樹海村』(久田樹生:著、保坂大輔・清水崇:脚本/竹書房)は、2021年2月5日に公開する同名映画の小説版だ。
『呪怨』(1999)、『呪怨』劇場版(1、2ともに2003)などを作り上げた、ホラー界の巨匠・清水崇監督。彼が撮った、実在する心霊スポットを舞台にした『犬鳴村』(20)は、興収14億円、動員数110万人を記録した。そのノベライズも担当した久田樹生氏は、本作のあとがきでこう書いている。
映画を見る前に読んで、見てから読んで、更に読み直してから見直すことで、様々なことが楽しめる、かも知れません。 加えて、本書には「青木ヶ原樹海や、森と言われる場所を取材した内容」と「日本国内で聞いた怪奇譚」をベースにした内容を含ませました。
「富士の樹海」の伝説は、聞いたことがある、知っている、そんな方も多いのではないだろうか。それならば、本作はより楽しめるはずだ。過去か…
2021/1/30
全文を読むおすすめレビューをもっと見る
樹海村〈小説版〉 (ひ2-3) (竹書房文庫 ひ 2-3) / 感想・レビュー
HANA
樹海の奥には地図には無い村が存在する。という事で犬鳴トンネルの次は樹海の奥が舞台となっております。内容的には「地図から消えた村」プラス「コトリバコ」となって二度お得、とはならず二つに分けた事でそれぞれの印象が薄まっているような気がする。これ「コトリバコ」出す必要性あったのかなあ。ネットロアが今の怪談において重要な構成要素である事はわかるけど。あと箱に纏わるエピソードに主眼が置かれている為か、肝心の樹海探検があまり無いような。でも色々不満点書いたけど、こういう内容大好きなので映画も是非見てみたいです。
2021/02/05
坂城 弥生
犬鳴村みたいに半分ルポかと思ったら、全編小説だった。(小説というか、ノベライズかな?)不自然な同じ文章の繰り返しと、名前の書き間違いが気になったかな。
2021/02/24
ヒデキ
映画鑑賞後に読みました 樹海とコトリバコと二つを詰め込んだためか その二つが、上手く融合されていないような 気がしました。 何故、この主人公一家にコトリバコが やってきたのかは どうも判りませんでした 小説は、登場人物のバックボーンを知るには いいものでした。
2021/02/21
うどん
人がいっぱい死んでしまってました…。
2023/08/04
のりすけ
『犬鳴村』は映画だけでは「なんじゃそりゃ」で小説版で補完した部分もあったため、今回もまず小説版から…って、ミスが多すぎ。内容はまぁそこそこ。ワシ関係ないやんけ、なのに道連れ死亡に引き込まれるなんて理不尽すぎるやん、そういう作品。あの人の亡くなり方は『死霊のはらわた』かいと思った。コトリバコと言う有名どころ&樹海。Jホラー復活を祈ってるけれど、う~~~ん。
2021/10/26
感想・レビューをもっと見る