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フェイス・ゼロ (竹書房文庫 や 8-1)

フェイス・ゼロ (竹書房文庫 や 8-1)

フェイス・ゼロ (竹書房文庫 や 8-1)

作家
山田正紀
日下三蔵
出版社
竹書房
発売日
2021-06-18
ISBN
9784801926905
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フェイス・ゼロ (竹書房文庫 や 8-1) / 感想・レビュー

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fukumasagami

アンソロジー、雑誌発表のホラー&SF短編13編。78年作1編、90年代4編、残り00年代。既読は表題作1編、しかし全く忘れていた、作品名でわからず、ラストでようやく気づく。「一匹の奇妙な獣 ein eigentumliches Tier」はまさに山田正紀でしか書けない、書けないものを書くような作品。ぜひ長編も。「わが病、癒えることなく」山田正紀の描くチームって、いつも破滅的。「魔神ガロン」9.11の山田正紀的解釈、恐ろしいのは現実世界。それにしても、最近の竹書房は装丁に趣向を凝らしている。編者の力量かな。

2021/08/08

ふぃすか

「溺れた金魚」上手に年取るのって難しいね「夢はやぶれて~」目が覚めるならまぁ…「トワイライト~」悪漢漫才「逃げようとして」罠に嵌ったようにしか見えぬ「エスケープ~」ふとした時に蘇る忘れてるつもりの何か「TEN SECONDS」映像で見たい「わが病~」死屍累々「一匹の奇妙な獣」『戦争獣戦争』を思い出す「冒険狂時代」笑える話は貴重「メタロジカル~」この手の悩みとは縁遠い <表題作>見てみたいような気もする(やめておけ)「火星の~」認識だけの問題なら器はどうでもいいのかも「魔人ガロン」永遠に保留でお願いします!

2022/03/03

「恐怖と欲望幻想」なSIDE Aも良かったし、「科学と冒険」なSIDE Bも面白かったです。「一匹の奇妙な獣」「フェイス・ゼロ」「魔神ガロン 神に見捨てられた夜」が特に好みでした。SIDE Bに偏ってるな。。『戦争の子供たち』も気になるのに、構想だけで創作されなかったみたいなのは残念です。SFの、「何が書かれているかわからないのにむしょうに面白い」というのはとてもわかります…わたしもこういうSFが好き。「不気味の谷」は聞き覚えがありました。ロボットの外観が人間に近付き過ぎると嫌悪感を覚えるってやつ。

2022/06/30

funa1g

近年のものにその傾向があるのか、こうしてみるとアイデンティティ喪失の作品が随所に見られる。自己評価の低さも健在で、いや、あんだけすごい作品書いて評価もされてましたやん、となる。長編の時は、立ち上がりは素晴らしいが素晴らしいが尻すぼみになる場合もあり、短編だとすぼまらないで終わって面白い時がある。この短編集だとSIDE Bの作品がそういった作品が多くて嬉しい。特に「一匹の奇妙な獣」「フェイス・ゼロ」が素晴らしい。完成度だけなら「火星のコッペリア」が一番。テーマ、ツイスト、見事な着地。

2021/06/27

Sakuran

山田正紀の単行本未収録作を集めた短編集。幻想、ホラーの前半とSF色の後半に分かれている。全体的に暗く、重苦しい感じと、「私」とは何か、アイデンティティを問うようなテーマのものが多い。比較的軽めなのが「冒険狂時代」で、あらゆる保険がある世の中で「保険会社が契約を拒否した冒険」を売りにしようとするスタントマンと保険会社員との攻防が面白い。「火星のコッペリア」はロボットと意識と扱っていて、一番SF的。20年以上前の作品もあるが、古さなどは感じなかった。

2021/09/28

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