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琉球奇譚 イチジャマの飛び交う家 (5) (竹書房怪談文庫 HO 509)

琉球奇譚 イチジャマの飛び交う家 (5) (竹書房怪談文庫 HO 509)

琉球奇譚 イチジャマの飛び交う家 (5) (竹書房怪談文庫 HO 509)

作家
小原猛
出版社
竹書房
発売日
2021-08-30
ISBN
9784801927872
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琉球奇譚 イチジャマの飛び交う家 (5) (竹書房怪談文庫 HO 509) / 感想・レビュー

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HANA

実話怪談集。昨今ご当地怪談は数多いが、どこにでもある話の場所を記してご当地と強弁する本も多い。本書はそんな本とは一線を画して、沖縄の空気みたいなものを直接届けてくれる一冊。これは別に沖縄の言葉を使っているからだけではなく、話自体文章自体に何かそこを感じられるものが含まれている気がするからかな。例えば凡百の実話怪談で霊能者の話はもうピンとこないけど、これがユタだとそういうのもあるかという気分に。こちらのオリエンタリズムではなく、そういう物を受け入れる沖縄の空気を感じれると信じたい。話自体はとても満足でした。

2021/09/07

あたびー

イチジャマとは、いきだま、つまり生霊のことだそうです。全部ではありませんが、生霊の話多めです。ストーカーの生霊を落とすやり方が書いてありましたが、それって沖縄でないと効力ないのでしょうかね。浮気をして出ていった妻と浮気相手の女からものすごい呪いをかけられる話や、あっちから別れを切り出した元カノの生霊に付きまとわれる話もありました。生霊を飛ばす人って、自覚がないのだと聞いたことがありますが、この本の中では自覚のある人が多かった気が。いつもの様に温かい気持ちになる話もたくさん。

2021/08/31

かおりんご

ホラー。今回も沖縄の摩訶不思議な出来事に、ドキドキしながら読みました。表題の「イチジャマの飛び交う家」と、「ウニが来る」は、どことなく後味が悪く、気持ち悪さ満点。イチジャマを飛ばすと、虫が代わりにやって来るのが不気味。小原さんの話は、やっぱいいなあ。

2021/09/07

ネムコ

見たら即買いの作者さん。たのしー💕 同じ沖縄県内でも方言があってわからないこともあるとか、昔の言い回しとかも興味深い。今回は生き霊祭り。良い生き霊は蝶や赤トンボに乗り、悪い生き霊はカナブンやカマキリに乗る。一番イヤなのは「自治会連絡掲示板」でした。ちなみに、通勤電車の行き帰りで読みきってしまいました(^-^)/

2021/08/31

高宮朱雀

今シリーズ第5弾は怖さよりも不思議さや教訓の方が際立つ話が多かったように感じる。 タイトルや実体験の描写にふっと出て来る方言も含め、優しさや紙一重の厳しさ、過去から脈々と受け継がれている揺るぎない信念や精神力と言った、誰にも侵す事の出来ない領域を改めて見せられているような読後感。 人って知恵や技術を持ち過ぎて、自分を必要以上に過信しているのかも。それがマウンティングだったり、行き過ぎて逆恨みに至ったり…愚かだね。人を呪わば穴二つなのに。自分に驕りが出ないよう頭と胸に留めて置こう。

2021/08/31

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