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煙鳥怪奇録 机と海 (竹書房怪談文庫 HO 544)

煙鳥怪奇録 机と海 (竹書房怪談文庫 HO 544)

煙鳥怪奇録 机と海 (竹書房怪談文庫 HO 544)

作家
吉田悠軌
高田 公太
煙鳥
出版社
竹書房
発売日
2022-03-28
ISBN
9784801930377
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煙鳥怪奇録 机と海 (竹書房怪談文庫 HO 544) / 感想・レビュー

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sin

煙鳥…えんちょうと聞くと落語家の“圓朝”が思い浮かぶ、代表作である『真景累ヶ淵』『怪談牡丹灯籠』『怪談乳房榎』長編怪談噺三部作が有名だが、このペンネームはそれを踏まえたモノだろうか?実は実話怪談が苦手なのであまり読むことのない自分だが、語り口や醸し出す雰囲気になんとなく「これぞ実話怪談」技巧に走ることなく手垢がついていない…などと勝手な感想を持った。確かになかには突拍子もない話もあるし、怪談ではない話( よど号、知らないの!? )を興味深く語る一面も見られるが、どれも不思議と違和感を覚えることなく読んだ。

2022/08/25

ヒデキ

これは、誰の語りなんだろう? と思って読んでいました。

2022/04/15

かおりんご

ホラー。煙鳥さんのお名前は聞いたことはあったけれど、集められた話を読むのは初めて。それも、吉田会長と高田さんが、元ネタを再構成しているのが面白い。「緑の机」は、煙鳥さんの話だったのですね。

2022/04/04

高宮朱雀

13日の金曜日に読み終わるなんて奇遇と言うか、縁起が悪いと言うか…。 表題作はほん怖で再現ドラマ化されていたので、あぁ、この人の話だったのかと驚いた。 霊感は皆が等しく持っているものだけど、それが表出するかどうかは個人差と聞いた事がある。寧ろ、不思議な経験をしていない人の方が少ないんじゃないかと思うほど、この系統の書籍を読んでいるとより強く感じる。 毎回書くようだが、自業自得で痛い目に遭った人はしっかり反省して欲しいし、他人を巻き添えにした人間はそれ以上にバチが当たれば良いと思う。

2022/05/13

∃.狂茶党

煙鳥の収集した話を、二名の怪談作家が文章化した物。 ネットに挙げられている煙鳥自身の語りとは細部が異なり、煙煙と文章を起こす人のやり取りが含まれたりしている。 怖い話から奇妙な話まで、多様な物語は、煙鳥の噺のごく一部で、今後もこの形式であるのかどうかよくわかりませんが、極めて水準が高いです。 こけおどしが嫌いな人にもおすすめ。

2022/08/24

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