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怪談四十九夜 合掌 (竹書房怪談文庫 HO 575)

怪談四十九夜 合掌 (竹書房怪談文庫 HO 575)

怪談四十九夜 合掌 (竹書房怪談文庫 HO 575)

作家
黒木あるじ
我妻俊樹
蛙坂 須美
岩井志麻子
黒史郎
神薫
朱雀門出
百目鬼 野干
福澤徹三
冨士 玉目
出版社
竹書房
発売日
2022-09-29
ISBN
9784801932661
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怪談四十九夜 合掌 (竹書房怪談文庫 HO 575) / 感想・レビュー

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HANA

実話怪談集。このシリーズ外れが無くて良き話ばかりだったが、本巻で最後らしく寂しい限り。内容は満足の一言。冒頭の蛙坂須美、朱雀門出、我妻俊樹の三人からして読者を殺しにかかっているのはもう最高。その後も岩井志麻子はいつもの岩井志麻子だし、黒史郎は相変わらず安心して読めるし、福澤徹三は年季の入った熟練の話を繰り出してくる。で、ラストを飾るのは黒木あるじ。寄稿者一人一人が単著で活躍できる力量の持ち主なので、こちらも読む前から期待値が上がりまくっていたのだが、期待を裏切らない期待以上のものを味あわせてくれました。

2022/10/05

ネムコ

黒木あるじ氏編著の四十九夜シリーズの最終巻。今回も楽しませて頂きました。でもやっぱり黒木さんのお話が一番余韻を感じますね。またの出会いを楽しみにしております。

2023/06/28

てつJapan

朱雀院出さんの緩い怪談が良かったです。どうしようも無い父親の葬式に現れた地獄の鬼とその顛末、「百鬼の偽来迎」。

2023/07/02

澤水月

「よぐたち」ほか監修黒木あるじ筆の分、また岩井志麻子の久々怪談が切なさ悲しさ含み秀逸。他も読みどころ多し(医師の神薫、ある怪奇について「医学的に考えうる」解説添えてあったのもいい)。シリーズ最終巻、これだけ豪華な顔触れで中身詰まった怪談本は昨今ない。一旦羽を休められたら、また何らかの形で皆さん読めればと期待

2022/10/08

尾白

色々なタイプの怪談の詰め合わせて、本当に大満足。面白いし怖い。「盛り塩詐欺」「輪廻の里」「よぐたち」が特に印象的。

2022/10/10

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