オネエとクソリプ 1 (バンブーコミックス WIN SELECTION)
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「オネエとクソリプ 1 (バンブーコミックス WIN SELECTION)」のおすすめレビュー
元陰キャ女子高生の恋…味方はオネエとクソリプだけ!? 頭でっかちJKの青春恋愛ストーリー
『オネエとクソリプ1』(吉川景都/竹書房)
猫との共同生活を描いたほのぼの日常動物コメディ『片桐くん家に猫がいる』(新潮社)、昭和初期を舞台に妖怪と暮らす怪異譚『鬼を飼う』(少年画報社)など、コメディもホラーも手がける吉川景都の新作『オネエとクソリプ』(竹書房)は、陰キャな女子高生の淡い恋物語を描く4コママンガだ。
中学時代、ぼっちの陰キャ女子だった鮎沢みつる。高校デビューしてイメチェンして友達もできたものの、内面は相変わらず陰キャのまま。同じクラスの爽やかイケメン花村くん(彼女なし)に片思いしたみつるだけれど、自分に自信がなくてまともに話せない。
SNSで他人のクソリプを眺めるのが趣味だったみつるは、そのノリで自分自身にツッコミをいれるクセがあり、ついには頭の中に“クソリプ”と“オネエ”という脳内キャラが住みはじめる。
「FF外から失礼しまーーす! あなたみたいな陰キャが彼と釣り合うと思ってるんですかあ?」と、いつも煽ってくるひねくれ者のクソリプ。「大丈夫、とにかく笑顔で返事してみなさい」と、いつも前向きに女言葉で励ますマッチョなオネエ。そんな…
2019/6/30
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オネエとクソリプ 1 (バンブーコミックス WIN SELECTION) / 感想・レビュー
トラシショウ。
中学までの陰キャなぼっちからの脱却を図り、めでたくそれなりに高校デビューを果たした鮎沢みつる。しかし、気さくな好青年の花村に好意を抱いて以降、中学時代ネットを独りROMっていたからか、脳内にネガティブな気持ちが具現化したネットスラング多めの攻撃的な「クソリプ」が現れ困った事態に。意外にもその救いとなったのは、ポジティブな気持ちが具現化したノリと恋愛脳重視の「オネエ」。両極端な感情に取り巻かれながら、みつるの遠回りな恋の行く末を描く変則的なラブコメ。サラリと読みやすい、けれども・・・(以下コメ欄に余談)。
2019/05/30
にゃんころ
改めて吉川さんの作品は面白くて好みに合うなと感じました。題材、ネタ的にあまり好みじゃないにも関わらず、なんでこんなに面白いんだろう(笑) ホワホワとした展開で進むかと思いきや、ちょっと嫌な感じのライバル登場したところで1巻終わって、続き早く読みたい! りっちゃんは良い人だ…(*´ー`*)
2019/05/19
かあず
クソリプとオネエ、相反するキャラのやり取りが楽しい。ありがちなのかもしれないけど、楽しく読んだし、この後の展開も楽しみです。
2019/11/05
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