阿佐田哲也はこう読め!
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阿佐田哲也はこう読め! / 感想・レビュー
原玉幸子
私にとって麻雀は「麻雀は人生の一部ではない、人生が麻雀の一部である」や「あぁ、麻雀になりたい」のフレーズそのもので、本書表題から、感動の『麻雀放浪記』の深い考察か、と期待したのですが、阿佐田哲也全集の分類と其々の著者の感想との印象で、嫌いも貶しもしませんが、「本書を読むより、未読の作品を読むか、感動した作品を読み直す方が有意義だったろうな」でした。(●2021年・冬)
2022/01/07
imagine
1991~93年に刊行された全集と、その電子版(2019~21年)の解説をまとめた一冊。競馬においては他を圧倒する執筆量を誇る著者だけに、阿佐田哲也へのリスペクトと読み解きは完璧。阿佐田作品の原点である「博打は認識の遊び」という点を、『狂人日記』のモチーフとなったエピソードと共に押さえている点はさすが。『これがオレの麻雀』をベスト1作品と位置付けて、心理戦を重視した解説は流局の回の方が面白い、とする主張にも首肯する。巻末の単行本一覧も有り難く、阿佐田作品を再読したくなった。
2021/08/01
てらさか
全集で読んだ解説じゃないか!と気づいて、ちょっと読んで損した気分になってしまいました。
2023/01/27
小鳥働
阿佐田哲也ではなく北上氏のファンなので購入。そしてこの本を読んでる最中に氏の訃報を知って悲しみに包まれております。阿佐田哲也もいつか再読しなくては。
2023/01/29
nanasibunka
みずからもギャンブル好きの著者が阿佐田哲也のギャンブル小説の魅力を解説。
2022/01/31
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