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デジタル・ビスケット 1980ー2000―荻原裕幸歌集

デジタル・ビスケット 1980ー2000―荻原裕幸歌集

デジタル・ビスケット 1980ー2000―荻原裕幸歌集

作家
荻原裕幸
出版社
沖積舎
発売日
2001-03-01
ISBN
9784806010937
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デジタル・ビスケット 1980ー2000―荻原裕幸歌集 / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

#荻原裕幸 #短歌 コカコーラのみほす時のわが咽喉大河流るるごとき動きか #返歌 炭酸水飲みすぎ注意いえんがね二十歳以来の痛み覚えて

2016/01/27

はち

ニューウェーブの旗手、荻原裕幸の第一歌集から未刊行歌集までを収録した作品。実際歌集一冊分に置き換えたら756円ほどなので激安です。第一、第二歌集までは塚本邦雄の影響を受け、第三歌集あるまじろんでは言語や意味を分解し、世紀末くん!でいったん落ち着いたように思える。これだけの実験精神。ある意味では短歌というものの限界を切り開いた作品。それにしてもこの歌集はとにかく自分の年齢を意識した歌が多いな。自分の過去と今とこれからを重ね合わせてしまう。ものすごいボリュームなので二週間ほどかかってしまった。

2014/11/10

pon

ニューウェーブの旗手といえば加藤治郎、穂村弘とこの人らしい。“あ、http://www.jitsuzonwo.nejimagete.koiga.kokoni.hishimeku.com”

2016/06/12

ずー

作者の20代から30代にかけての心境の変化などが表れていた。おそらく思い悩んでいた時期と思われる中期は難解な歌が多いような気がしたが、就職したあたりからその難解さが薄れているように思われた。20代後半の、生きたいと思って生きているわけじゃないけど死にたくもなく、自分の人生をどうにかしなくてはならず、でもだらだらと普通の日々が過ぎていく焦燥感のような閉塞感のような感じが、いくつかの歌によく表れていた。

2018/01/21

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