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シンジケート

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作家
穂村弘
出版社
沖積舎
発売日
2006-12-01
ISBN
9784806011101
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シンジケート / 感想・レビュー

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美登利

これがデビュー作と知っていても置いてなくて読む機会がなかったのに!やはり講演会の力は大きい。2012年重版発行。穂村さんの特設コーナーで見つけた時の喜びといったら。これが原点なのか~ふむふむ。私は口語体の短歌が好きです。「酔ってるの?あたしが誰かわかってる?」「ブーフーウーのウーじゃないかな」こんなこと言われたら、絶対許しちゃう!(笑) 初版時に付いていたと思われる3人の歌人の評論が付録として挟まれていました。

2016/03/06

佐島楓

<図書館本>入手できず図書館に頼る。童話的な世界のなか、恋をする男女に刺し込む別れの予感。安定しない関係。つねに不安にさいなまれ揺れている感じ。それが甘ったるくて同時に苦い。毒を孕んでいるところがなんとも味になっている。言葉の選び方に目をひらく。

2019/05/03

kaizen@名古屋de朝活読書会

#穂村弘 #短歌 夕闇の受話器受け(クレイドル)ふいに歯のごとし人差し指をしずかに置けば #返歌 携帯の受話器受け(クレイドル)倒れ充電をしないんだからUSBで。岡井隆「現代百人一首」82

2016/09/26

KEI

穂村さんの初めての短歌集。歌意の分からない歌も多かったが、例えば【サバンナの象のウンコよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい】広大なサバンナに落ちているウンコに向かって、心情を吐露しているかの様なスケールの大きさや発想の豊かさに驚かされる。 他に好きな歌は【終バスにふたりは眠る紫の〈降りますランプ〉に取り囲まれて】。あとがきに替えての【ゴーフル】では何度も吹き出してしまった。 若い穂村さんのキラキラした感性が伝わる歌集だと思う。もう少し穂村さんの短歌を読みたい。

2021/04/11

こかげ*ゆるゆる

夜な夜な短歌コミュで人気沸騰中…と勝手に思っている穂村弘さん。それだけで読んでみたくなりました。????な歌が続く中、突然すきだああぁ~**と思える歌が現れて。+いつもは1冊好きか好みじゃないかなのですが、穂村さんは全く定まりませんでした。不思議歌人。さらに林あまりさんと魂のフィアンセの中だとか。1,2冊読んだだけではわからなかったので、わかるまで読んでみたいです♪♪わかるといいなあ(゜.゜+)

2014/10/24

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