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腐ってゆく魔術師

腐ってゆく魔術師

腐ってゆく魔術師

作家
ギヨーム・アポリネール
Guillaume Apollinaire
窪田般彌
出版社
沖積舎
発売日
2014-08-18
ISBN
9784806021575
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腐ってゆく魔術師 / 感想・レビュー

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『人間に生命がある間は髀肉の嘆をかこっていたあらゆる寄生虫と病菌とが急速に蠢き、ぶつかり合い、そして繁殖した。腐爛の時期を迎えていたからである。魔術師はこの盗人どものすべてを呪った。しかし、白い骨膜をむき出しにすることを目的とするこの作業が、好ましく、必要なものであることも知っていた』―散文詩的でシュールレアリスティックな暗黒メルヘン.窪田般彌の訳,アンドレ・ドランの版画,いろいろ最高.青銅社から出ていたものを沖積社がリイシューってのも最高.

2014/11/05

保山ひャン

アポリネールが『異端教祖株式会社』よりも前に出した1冊。女の策略で生きながら土葬された形の魔術師。その墓にはスフィンクスやらレヴィアタン、ベーモット、天使たち、不死の六人、メディア、デリラ、ヘレネ、エルフ、トリトン、さまよえるユダヤ人、湖底の女王、半身女で半身蛇の大蛇、贋東方の三博士、魔法使いシモン、アーサー王を食い殺した怪獣シャパリュなどなど、オカルトスーパースターズたちがまるで弔辞でも述べに来るかのごとく集まってきた。『狂えるオルランド』のアンジェリカまで!そんな中、魔術師は徐々に腐っていくのであった

2014/12/10

アル

墓に封じられ、肉体は腐ちてゆきながら魂だけは生きている魔術師と、彼を探して、あるいは何の関係もなく現れる伝説上の人物や幻獣たちの姿は何かの象徴のようでもあり、ただそのままに幻想の跋扈を楽しむべきなようでもあり。 普段英語読みでしか見かけない登場人物がフランス語読みで出てくるのも新鮮で面白い。

2020/05/15

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