読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

影 北原白秋・澁澤龍彦ほか (文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 第二期)

影 北原白秋・澁澤龍彦ほか (文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 第二期)

影 北原白秋・澁澤龍彦ほか (文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 第二期)

作家
北原白秋
澁澤龍彦
東雅夫
水沢 そら
出版社
汐文社
発売日
2018-07-31
ISBN
9784811324838
amazonで購入する

影 北原白秋・澁澤龍彦ほか (文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 第二期) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

くさてる

ジュニア・セレクションと銘打ってはいるものの、個人的には。正直言ってこどもにはちとハードルが高いのではと思う難解さが目立つアンソロジーでした。名作ぞろいなのは分かるけれど……。そのなかでも。既読ではありますが梶井基次郎「Kの昇天」山川方夫「お守り」の二編は良かった。

2018/11/14

マツユキ

梶井基次郎『Kの昇天―或いはKの溺死』、岡本綺堂『影を踏まれた女』、柳田國男『影』、水野葉舟『跫音』、泉鏡花『星あかり』、北原白秋『影』、山川方夫『お守り』、渡辺温『影 Ein Marchen』、稲垣足穂『お化けに近づく人』、城昌幸『影の路』、澁澤龍彦『鏡と影について』、只野真葛『影の病』の十二編収録。改めて、贅沢なシリーズですね。テーマは影。結びつけて考えた事がなかったけど、ドッペルゲンガーか。出会ってはいけない…。不吉、くらくら、どきどき、好きです。引用されたハイネとラフォルグの詩も読みたい。

2019/11/13

belle

図書館の児童書新刊棚より。怪談ものなのでやや躊躇したが、文豪&東雅夫選の二点がポイントで借りてみた。テーマは『影』。月を見あげれば?影を踏まれたら?背後からは?そっと覗いた部屋には?光と影。分身。恐々しながら作家の筆の確かさに先を急いでページをめくる。今月の満月を待ちながら、浪漫の波が寄せる「Kの昇天」をもう一度読んでみよう。

2018/09/12

メイロング

目次だけでうれしくなってくるメンバー。読み進めると戦前戦後の幻想文学史を追っていける仕様もうなる。ネットのリクエストでテーマ決めて話を編むなんて三題噺のよう。その腕前が試されるのが東雅夫さん。こんなプロレスのポスターがあったら、這ってでもいきたい。北原白秋は稲川淳二の語りっぽい。山方方夫はSF短編のにおい。城昌幸はもっと読んでみたい。澁澤龍彦は無記名でもきっとわかる雰囲気。只野真葛はよくあるテーマなのにビビっとくるこわさで古くささを感じないなあ。

2018/09/27

nightowl

浜辺の青年…ハイネの詩…シューベルト…とこんなに乙女チックな要素があったのかと驚いた「Kの昇天」、不安感のピークで思わぬ所から足をすくわれる怖さ「影を踏まれた女」、西鎌倉の深夜散歩「星あかり」、団地には画一性の恐怖がある「お守り」(収録作内ベスト)、久世光彦風虚実入り混じりな作品「お化けに近づく人」、過去の自分を省みる「鏡と影について」などが気に入り。ドッペルゲンガーもの好きにお薦め。ここに特別例外としてドラえもんの「かげがり」を入れたい。

2018/09/02

感想・レビューをもっと見る