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異次元篇 次元を駈ける恋/潮の匂い (SFショートストーリー傑作セレクション)

異次元篇 次元を駈ける恋/潮の匂い (SFショートストーリー傑作セレクション)

異次元篇 次元を駈ける恋/潮の匂い (SFショートストーリー傑作セレクション)

作家
星新一
筒井康隆
平井和正
眉村卓
日下三蔵
谷川千佳
出版社
汐文社
発売日
2019-01-31
ISBN
9784811325484
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異次元篇 次元を駈ける恋/潮の匂い (SFショートストーリー傑作セレクション) / 感想・レビュー

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くさてる

初期日本SFショートショートセレクション。なんといっても圧倒的なのは、筒井康隆「母子像」。そして、星新一「殉教」はこの話の本当の意味を自分は理解できていないのではないかと空恐ろしい気分になりました。既読がほとんどでしたが、読み応えありました。

2020/09/26

マツユキ

異次元をテーマに、5篇収録。異次元も色々ですね。正統派、平井和正『次元を駆ける恋』。好きなオチの今日泊亜蘭『ケンの行った昏い国』。サラリーマンが主人公の眉村卓『潮の匂い』、重ねて怖い、筒井康隆『母子像』、衝撃の星新一『殉教』収録。このシリーズも残り一冊。同じ作家さんの作品が別の本でも登場するんで、一冊毎に読みやすくなっています。

2019/09/01

スターライト

事故死した恋人を偶然手に入れたタイムトラベルの能力で救おうとする男を描く「次元を駆ける恋」ほか、全5篇を収録。どの作品も作者の魅力がつまった傑作揃いだが、日常生活からの逃避が思わぬところに迷い込むサラリーマンを描いた「潮の匂い」、ある発明品により次々と人々が「自殺」していく「殉教」が特に印象に残った。前者はサラリーマンの心情をうまくとらえ、ラストの一種のすがすがしさには共感する者も多いのではないか。後者は軽いタッチで書かれているが、生死を問う哲学的な要素に満ちており、作者の腕の冴えをみる思いだ。

2019/03/23

わんだら

「次元を駆ける恋」(平井和正)の何度も別次元でやりなおすという感覚は『幻魔大戦』シリーズにも通じるかな、と思う。同工に「次元モンタージュ」があるが、あれも好きなんだよね。「母子像」(筒井康隆)は異次元ものになるのか?ずっとホラーだと思っていました。サルのおもちゃが怖いのなんの。

2019/02/02

メイロング

当たり前だけど小説は書かれた当時の社会での言葉遣いや態度や行動指針の影響を受けやすく、今読むとそこから古さを感じる。いや、そこじゃなくてテーマの扱い方を楽しんで、とか勧める側は言うけど、大人ならまだしも読書経験値がまだ少ない人には酷な要求。でも星新一の古びない感じはすごい。推敲の限度を超えて物語を研ぎ澄ましたせいで、寓話の域に踏み込んでいるせいかもしれない。それはやりすぎとして、私は眉村卓前後の完成度が好き。

2019/05/18

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