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きつね (えほん遠野物語 第三期)

きつね (えほん遠野物語 第三期)

きつね (えほん遠野物語 第三期)

作家
柳田国男
京極夏彦
樋口 佳絵
出版社
汐文社
発売日
2021-08-30
ISBN
9784811328461
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ジャンル

きつね (えほん遠野物語 第三期) / 感想・レビュー

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starbro

京極 夏彦の『えほん遠野物語シリーズ』を読み続けています。 第三期第二弾は『きつね』です。きつねは、恐れられたり、神様にされたり、狐として不本意だと思いますが、どうしてなのでしょうか?眼からしてつぶらな瞳で細くないし(所謂キツネ目ではない)笑🦊🦊🦊 最終第三期は後2作、続いて『しびと』です。https://www.choubunsha.com/special/tohno/

2021/08/31

アキ

えほん遠野物語第三期。絵・樋口佳絵。ラストページの狐の絵が秀逸すぎる。まるですべてを見透かしているかのよう。狐の人を化かす話が3つ。酒に酔った帰り道、ばったり会った友人と相撲を取ったら、お土産の餅が無くなっていた。知り合いの家で婆さんの死体が突然起き上がって驚いたら、家の外から狐が顔を突っ込んでるのを見つけ、男は狐を殴り殺した。漁師が峠で小川のほとりに佇んでいる妻を見つけた。化け物のような妻を見て、包丁で刺し殺した。家に帰ると妻がいた。夢で刺されたという。峠に引き返すと狐が死んでいた。狐につままれる話し。

2022/01/09

ままこ

遠野のきつねも悪戯好きで人を化かす。色んな化かし方があるようだ。最初の話はどこか笑い話的。最後の奇譚な漁師の話はきつねが気の毒な感じもするが、いかにも遠野物語らしかった。くすんだ和の色合いで不思議な雰囲気のある樋口さんの絵も物語にあっている。

2021/10/23

☆よいこ

絵本。きつねばなし。①夜道で知り合いに会い相撲をとって遊んだが、お土産の餅をとられた。②旅人が知り合いの家で留守番をすると、死んだばあさんが動き出す。③夜更けに出合った妻があやしい。漁師は妻の姿をしたものを刺し殺し家に帰ると、妻は殺される夢を見たという▽きつねは悪さをするものだが、簡単に殺される。怪しいからと妻を刺し殺す漁師やばい。

2022/02/25

keroppi

きつねは、人を化かすという。ある時はユーモラスに、ある時は恐ろしく。何故に人を化かすのか。騙された人を見て笑うのか、それとも人の想いが乗り移るのか。最後のきつねの視線が何かを訴えているようだ。

2021/12/10

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