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サヨナラ、学校化社会

サヨナラ、学校化社会

サヨナラ、学校化社会

作家
上野千鶴子
出版社
太郎次郎社エディタス
発売日
2002-04-01
ISBN
9784811806662
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サヨナラ、学校化社会 / 感想・レビュー

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苦虫

エッセイのような社会学入門のような。四流大学にいた時の語り口が伊奈っぽい。東大生は大人しいらしい。シャドウワーク!イリイチ!上野千鶴子めっちゃ怒ってるし、煽ってる!って気づいた。東大ぐらいになると、「私がここまでこれたのはラッキーだった」っていう謙虚さがある。脚注:金田淳子っていう豪華さ。

2015/06/24

ゆにす

現代の教育システムというか学校化社会が子ども(大人も)幸せにしないシステムであることがわかりやすく書かれていると思います。大学の名前をあげてここの学生はこうだとラベルを貼るのはどうかと思うけど、それを引き合いに出す意図は十分わかります。「学力を売るか、女を売るか」という問題も切実ですね^^;娘がいたらどう話していいすごく困ったと思います。

2014/10/25

mutou_tsusato

図書館にて教育書の棚を探していたところ、発見。イリッチ『学校化の社会』は既読だったが、こちらは東大と「四流大学」などの具体的な例示が興味深かった。軽く読めてしまう文体だが、内容の深さは注釈や関連文献の数から伺える。

2010/03/29

ころりん

「学校化社会は誰も幸せにしない」57 「偏差値主義を内面化するということは、自己評価の評価軸が学校と同じになるということ」52 「若くてもオヤジはいますし、女でもオヤジになります。 つまりオヤジとは、この社会で既得権をもった人びとの別名です。」81 「他人の価値を内面化せず、自分で自分を受けいれることを「自尊感情」といいます。 …学校は優位者にたいしても、彼らの人生をなにかの目的のためのたんなる手段に変えることで、条件つきでない自尊感情を育てることを不可能にする」181 う~ん、この爽快な「目から鱗」感!

2023/07/21

ハル

日本の教育制度についての内容 あまりにも 的を得た内容で 日本の学校教育と 今後の日本を考えると暗澹たる気分になりなんだか 落ち込んでしまった 自分が 落ち込んでも どうにかなるわけでも ないんだけど〜

2019/01/25

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