読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

日々狂々、怪談日和。―「超」怖ドキミオン (竹書房文庫)

日々狂々、怪談日和。―「超」怖ドキミオン (竹書房文庫)

日々狂々、怪談日和。―「超」怖ドキミオン (竹書房文庫)

作家
平山夢明
出版社
竹書房
発売日
2005-06
ISBN
9784812421772
amazonで購入する

日々狂々、怪談日和。―「超」怖ドキミオン (竹書房文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ラルル

相変わらずの変人遭遇率ですね。普通ならまず関わりたくないと思うアブナげな人にちょろっと声をかけちゃう危うさ。そんなどこか捨て鉢でフザケた平山節の中にコソッと入る政治家や犯罪者に対しての憤りと、的確な指摘。特に子供への虐待に対する憤りは彼の書いた短編「おばけの子」の中でも見えてきます。おばけの子は何の救いも無い話ですが、これが今現在もどこかで起きている現実。

2015/03/05

ぴょん

4.5 初めて狂気というものの一角に直に触れた気がした。随筆な分余計にそれがゾワゾワと鳥肌を産ませる。でも面白いから止められない。ゾワゾワドキドキしながら一気に読んだ。各所の挿絵がまたなんともいい味を出している。中でも好きなのはふんふんピヨピヨと幸せを感じる時。プーみたいな明らかにふれてしまっている人に嬉々として話しかける平山さんは一体何者。また、そういったふれてしまってる人の遭遇率も尋常じゃない。正気と狂気の境目はどこにあるんだろう。類は友を呼ぶをまさに体現したような本書。

2016/01/08

カネコ

平山夢明の日記(ブログ)本。政治家、児童虐待への怒りの長文が印象的。選挙について政治家をコケにしながら書かれている文が傑作。“「他人事」とは無垢が行う最悪の残酷なのである”には唸らされるが、だからといって狂人にまで突っ込めてしまう氏もいかがなものかと頭を抱えてしまう。これだけ鬱々としてた当人が、後に掃除をして小説を書き上げ一躍することを知っているから読めるが、メルキオールの惨劇みたいな陰々滅々とした出来なので読むタイミングは考えないとこれは呑み込まれる。

2018/05/06

トルコネ

私小説っていうんですか?妄想日記?平山夢明は大好きですが、この本に関しては狂気っぽい日々を演出しようと無理矢理に脚色・捏造している感じに違和感。創作としてみるのはいいですが、逆に言えば、この平山夢明氏本人の精神はどこまでも傍観者で、どこまでも正常だと実感できる一冊だと感じました。

2014/06/30

浮遊憑きa.k.a.まいけるまいやーず

平山夢明を知ってる人とは友達になれます。狂気を具現化すると、平山夢明氏になります。この本で平山氏が教えてくれた事は、どんな些細な事でも深く関われば狂った世界に辿り着ける。そんな素晴らしい教えでした。そういえば先日見たTVで、森三中の黒沢嬢が同じような事を言っていました。 ケンカしているカップルの真横に立ち、真顔でケンカを傍観する、と言う黒沢 嬢のその目は、どこか不思議な目をしていました。人間狂ってるくらいがちょうどいいんだよ。でも怖い人は怖いので、僕は近寄りませんよ。ありがとう。

2013/06/27

感想・レビューをもっと見る