竹書房恐怖文庫 東京伝説 閉ざされた街の怖い話 (竹書房文庫 HO 63)
竹書房恐怖文庫 東京伝説 閉ざされた街の怖い話 (竹書房文庫 HO 63) / 感想・レビュー
夢追人009
東京伝説シリーズの11冊目、傑作集を除くと最後の一冊ですね。やはり夢さんの本を読んで無性にクレイジーな世界に浸りたい時もありますので未読本を今後もどんどん読んで行きたいですね。今回は高齢化社会がテーマの2本ですが読んで気分が悪くなられましたらどうかお許し下さいね。『おすそわけ』周防さんが昔住んでいたマンションにはお年寄りが沢山住んでいて彼女の部屋の階にいるスナハラさんというおばあさんは昔料理教室の先生をしていたとの事で、色々なものを作ってはタダでお裾分けしてくれていたのだという。ニコニコと笑顔のお婆さん。
2022/08/22
そのぼん
都市伝説のような、ありそうでない感じのホラー短編集でした。それぞれ、病んだ雰囲気漂っていて、とても不気味でした。
2012/10/30
hannahhannah
東京伝説シリーズ第十一弾。前作よりはエグいけど、このシリーズにも結構免疫がついてきたので、それほど衝撃的な話はない。家族間の不快な話が多かった。「リペア」の拷問され殺された人間を描いた刺青を入れられ、後日、皮を剥がされて殺された女の話が強烈。それと「照らすか、飲むか」の外国人マフィアが金を回収できなかった闇金業者二人を拷問する話も壮絶だった。火で熱した500円玉を大量に飲み込ませて口を縫ったり、豆電球を口内で破裂させるのを10回以上もやったらイカンだろ。このシリーズ定番の一人暮らしの女の部屋に変質者が侵入
2017/01/31
猫丸
200円以下で見つけたら購入して読んでいるシリーズ。ホンマ人間ちゅーのはオットロシイやっちゃで系のショートストーリー群。強い感情には性差があるようだ。女性は羨望と執着、男性は劣等感と嗜虐。このへんが目立つ。羊の顔をしながら低温でにこやかに狂う集団よりは、異形を晒して孤高の狂気に踊る個人の方が潔くて好きだ。
2021/09/20
曹佳
再読。このシリーズは表紙もタイトルも似ていてどれを読んだかわからなくなる…
2016/05/31
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