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ルポ池袋 アンダーワールド

ルポ池袋 アンダーワールド

ルポ池袋 アンダーワールド

作家
中村淳彦
花房観音
出版社
大洋図書
発売日
2022-05-20
ISBN
9784813022879
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「ルポ池袋 アンダーワールド」のおすすめレビュー

『ルポ池袋アンダーワールド』“消滅可能性都市”の危機を乗り越えた「池袋」の妖しげな魅力と怪異

『ルポ池袋アンダーワールド』(中村淳彦,花房観音/大洋図書)

 昭和の時代、「ダサい」「危ない」「埼玉の植民地」と呼ばれた“副都心”池袋。池袋が位置する豊島区は1999年に財政破綻のピンチに陥り、2014年には人口減によって東京23区で唯一「消滅可能性都市」に指定されるなど危機的な状況もあったが、ここ最近は人口も増えたことや再開発によりすっかり垢抜け、「オシャレ」「きれい」「安全」な街となった。

[区庁舎&サンシャイン 中池袋公園とハレザ池袋]タワーマンションを頂いた「としまエコミューゼタウン」として新たに建設された豊島区役所。幻と言われ続けた環状5号線(駅前を通る明治通りのバイパス道路)の工事も着々と進む。元区役所があった場所は中池袋公園周辺とともに「ハレザ池袋」として再開発されている。

西口メトロポリタン改札

西口(南)西武南口

[西口 メトロポリタン改札 西口(南) 西武南口]池袋駅には東口と西口があり、それぞれに中央・南・北、計6つの出口がある。さらにJRのメトロポリタン改札、東武東上線出口の西口(南)、西武池袋線出口である西武南口が存在している…

2022/8/13

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ルポ池袋 アンダーワールド / 感想・レビュー

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fwhd8325

池袋は、学生時代に頻繁に通った文芸座のある街でしかなかったのですが、所々にある公園が何だか怪しい空気を漂わせていたように感じます。新宿や渋谷にはない伝説めいた話も耳にしました。中村さんと花房さんのルポはとても怖かった。何だか池袋へ出かけるのに今までと同じテンションでは無理かもしれない。ある程度の覚悟と好奇心が必要かもしれません。

2022/11/29

ma-bo

ルポライター中村淳彦さんと、官能、ホラー小説家花房観音さんが交互に描く池袋アンダーグラウンド。

2022/12/06

GAKU

池袋は中学生の頃から縁のある街。池袋まで徒歩30分近くの所に住んで30年位。週末は必ず池袋に足を運んでいます。それぞれの事件等に関し、ちょっと誇張しすぎかな。全く池袋を知らない人がこれを読んだら、なんて怖い街なんだと思うかも知れないが、実際はそんな事はないですよ。特に近年は区全体でイメージの刷新をはかり、ミニ歌舞伎町的なイメージから、芸術とアニメオタクの街へと変貌している。公園や公衆トイレもとても綺麗にリニューアル。ラーメン屋はじめ美味しい飲食店も沢山。是非皆さん池袋に遊びに来てください。

2023/04/04

ミライ

東京池袋の街の裏側を描いたノンフィクション小説(中村淳彦さんと花房観音さんの共著)。個人的に池袋はジュンク堂くらいしか行かないのだが、裏路地などちょっと危険な雰囲気の漂うゾーンが多いことは気になっていて、本作ではその危険ゾーンについて余すことなく語られる。基本的にストリップ、ラブホテルなどの風俗周りの話も多いが、近年起こった池袋自動車暴走事件や、木嶋佳苗の事件などに関連付けて解説されるので物語としても楽しめた。池袋という街の裏側が知りたい人にオススメ。

2022/07/18

けいこ

花房観音さん、中村淳彦さん共著のルポタージュ。埼京線が開通した中1の年、友達と初めて電車に乗って出掛けた場所、池袋。健全では無さそうな場所もあるなぁ程度の認識だったけれど、想像以上にディープな世界でお腹いっぱい、斜め読み。風俗嬢、AV関係者など取材を受けた人たちの池袋での生き様は一見明るく逞しいけれど、皆貧困がまとわり付き哀しい。花房さん自身の死にたい願望の話も重かった。それにしても、埼玉の植民地と揶揄された池袋。埼京線の痴漢は日本一だし、変態が多い街池袋=埼玉県民は変態ってあんまりです(笑)

2023/02/06

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