KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

きみにあげる。 (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 34)

きみにあげる。 (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 34)

きみにあげる。 (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 34)

作家
槇 えびし
出版社
大洋図書
発売日
2010-01-30
ISBN
9784813052340
amazonで購入する Kindle版を購入する

きみにあげる。 (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 34) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

静かに流れる空気感。でも話の内容はなかなか深く、本当は重い。そしてだからこそ好きでもあった。恋人に借金を背負わされ、取り立て屋から逃げている諒一と、元ヤクザで今は茶屋を出している蓮との出会いとかすかな成長。ゲイとヤクザの世界を「フツウとは見られない=世間から差別される者」という括りで描いていたのも印象的。恋愛色よりそちらのほうが濃厚で、なおかつ義兄弟や家族の光と影も浮き彫りにしていた。登場人物それぞれが皆魅力的だったけれど、個人的には蓮の母親違いの兄である透綺がせつなかった。彼らの行く手に幸あれと思う。

2013/07/09

ちゃりんこママ

中国茶を淹れてくれるお茶屋さんが舞台。恋人の借金を肩代わりして逃亡中の主人公と謎の店主。プロローグが好く、凝った絵柄で大変きれい。シチュエーションも凝って凝って凝りまくり。きっと作者さんは真面目な方なのでしょう。これだけに描かれていて色気も毒も感じません。絵も構図も上手いし、セオリーも外さない展開なのにねぇ…。何もかも整い過ぎてると、こうなるのかな?お茶を淹れてるシーン以外どこも心が動かなかった。

2014/11/04

夜半

蓮がかっこよかった。諒一の買出しに付き合うシーンがなんか好き。恋愛方面が薄めだったのが残念。

2013/06/22

さとまみ(コミックス&BL小説専用)

ゲイという事で差別と偏見の中で生きてきた諒一と、またヤクザとして街の人から避けられている蓮が心通わす話。非常に好きな話だった。胸に染み入る話だったわ。

2017/10/31

チョコ大福

【ままらんさん♪】モノクロという言葉が頭に浮かびました。この話の世界には白と黒しかないみたい。お話としては八百屋の家族がお茶を飲みにきてくれたら良かったのにな〜

2014/10/11

感想・レビューをもっと見る