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ようこそ来世喫茶店へ~永遠の恋とメモリーブレンド~ (スターツ出版文庫)

ようこそ来世喫茶店へ~永遠の恋とメモリーブレンド~ (スターツ出版文庫)

ようこそ来世喫茶店へ~永遠の恋とメモリーブレンド~ (スターツ出版文庫)

作家
辻堂ゆめ
出版社
スターツ出版
発売日
2021-01-28
ISBN
9784813710387
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ようこそ来世喫茶店へ~永遠の恋とメモリーブレンド~ (スターツ出版文庫) / 感想・レビュー

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さてさて

見事なファンタジー世界が楽しめるこの作品。誰も見たことのない死後の世界、それでいて私たちの誰もがやがていつかは赴くことになる死後の世界に確かにあるという『喫茶店』の日常が描かれていました。ミステリーを得意とされる辻堂さんの見事な謎解きが幻想的な世界を舞台に鮮やかに描かれるこの作品。四人の客それぞれの人生を垣間見る中に、人が生きとし生ける日々の貴さを感じるこの作品。辻堂さんが作り上げたファンタジー世界の説得力の強さに、自分は死後、『来世喫茶店』で何を注文しようか?と、思わず思案したくもなるそんな作品でした。

2023/03/13

えりこんぐ

前世喫茶店は、死者が生まれ変わる前に立ち寄る場所。なんらかのミスで予定より前に来てしまった未桜は、臨時ウェイトレスとして働く。章ごとに小さな謎解きがあって、さらに大きな結末に繋がるというのが辻堂さんの醍醐味! 面白かった。でもどうしてもお父さんの未来を思うと涙🥲【図書館】

2021/05/20

うまる

寿命を迎えると向かうあの世とは喫茶店の事だった! 喫茶店で人生を振り返りながら、来世の生き方を考えるという設定がとても面白いです。どのエピソードも、来店した人の人生観と選択が良くできていました。主人公のお父さんの話にはウルウル。 各話の繋がりで、世界が繋がっているのがわかるという構成も上手くて、最後まで楽しかったです。主人公メインの話は完結しているけど、この設定はとても良いので続編出て欲しいなぁ。アサくん目線の話にも期待。

2021/05/18

じょんじょん

『ようこそ来世喫茶店へ』タイトルからどんな話なんだろうと思っていたら、「来世喫茶店」とは寿命になった人が立ち寄る、来世へのステップの場所だったのですね。ディズニーの「ソウルフルワールド」を思い出しました。ハートフルストーリーの究極は、登場人物っをみんな好きになってしまうことなのではないかと。そういう意味で本作は自分にとってそんな感じでした。4話で構成されるストーリーは少しずつ関連して、最後に大きな環になって繋がりました。ラストは温かい。「読む人の気持ちを温かくする」そんな著者のポリシーが伝わってきました

2021/08/20

はつばあば

あの世への通過点は三途の川か喫茶店か・・・。どちらかを選べるならどうします?。三途の川は書店が、来世喫茶店にはめっちゃイケメンの店長さんに可愛い子供が相手してくれますよ(#^^#)。1話・2話・3話そして最後の4話への持って行き方・・転生先を見つけてくれるのはいいけれど二年後に死ぬ運命だなんて父親が可哀想すぎます。せめて残りの2年の間に娘として父親を託せる女性と、父親が親密になって欲しいものです。お父さんシャイだもの(;´∀`)。

2022/10/30

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