日々臆測 (飛ぶ教室の本)
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日々臆測 (飛ぶ教室の本) / 感想・レビュー
starbro
ヨシタケシンスケは、新作をコンスタントに読んでいる絵本作家です。児童文学総合誌「飛ぶ教室」での人気連載「日々臆測」の単行本化ということですが、完全大人向け、少し諄い気がします。 https://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/tobunohon/book_th009.html
2022/12/03
いつでも母さん
『みだれとべ!臆測!さえわたれ!臆測!』凄いでしょう?この帯。もうね、感服する次第ですよ。ヨシタケシンスケさん、本当に凄い方です(←そんなこと前から分かってるけれど)思考が柔らかいんだなぁ。いつも感じるのだけれど、頭の中を覗いてみたい。今回特に気に入ったのは『見分け方』『健康のため』『手紙』『わかってほしい』『育つ順番』そして『私の神様』いや、どれも参っちゃうのだけど。
2022/12/25
美紀ちゃん
マスクをしているほうがモテる人は、実際にいると思う。コロナ後に知り合った人は、もう、逆にマスクを外した顔を見ても、誰だかわからない!という人もいる。 マスクで隠れた部分は、「憶測」だから。 「憶測は、緩衝材のようなものであって、 程よい量の憶測を身にまとっていると、 厳しい現実から身を守ってくれることもある。」(本文より) 深い。 人生の最初の憶測と、人生の最後の憶測。 これが課題っぽくなっているのも良い! 笑った! 憶測、ヨシタケシンスケさんらしくて面白かった!
2023/01/12
しゃが
新しい年の一冊目にふさわしい本だった。ヨシタケさんからのお年玉のような…。「臆測は緩衝材なようなもの」、つい笑ってしまったり、ほっこりしたり、納得したり、シュールだったり…。好みだったのは「願いをこめて」「見分け方」「健康のため」「普通の選択」「終わり方」「「つまんない時間」「「何かの力」「「マイ不満」。特に「相棒」と「私はここよ」。今年は大きめのぬいぐるみ的なチャームをつけて、挨拶に手を振ってみよう。
2023/01/03
yamatoshiuruhashi
ヨシタケシンスケ、いつ読んでも眺めても面白いと同時に深い。普通に生きていれば目にすることども。見過ごすようなことに、ふと連想して別の世界を考えている。それを「臆測」と称しているのだが、その発展性が面白い。大人の絵本ですね。嫌なことをより深く嫌にするような内容もあるのに、なぜかそれが救いになって笑ってしまうこともある。子供は木登りが好き。で「登りやすい木」があれば「登りやすい木を育てる仕事」があればいいな、なんて読めば成程と思うが自分で発想できないな。楽しみました。
2023/01/12
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