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捨てられる宗教 葬式・戒名・墓を捨てた日本人の末路 (SB新書)

捨てられる宗教 葬式・戒名・墓を捨てた日本人の末路 (SB新書)

捨てられる宗教 葬式・戒名・墓を捨てた日本人の末路 (SB新書)

作家
島田裕巳
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2020-09-05
ISBN
9784815605568
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捨てられる宗教 葬式・戒名・墓を捨てた日本人の末路 (SB新書) / 感想・レビュー

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パトラッシュ

藤子・F・不二雄の漫画で、科学が発展しすぎて超長命が実現した惑星を描く作品がある。そこでは生きるのに飽きた老人は、ある建物に入ると一切の苦しみなく消えられる。短命な国ほど宗教は根強く残り、日本など長命国では信者が激減する死生観の変化は、この漫画に予言されているようだ。かつて徳川幕府や大日本帝国が体制硬直化で崩壊したように、冠婚葬祭を通じて何とか維持してきた宗教の存在価値も長命化で限界に来ているのではないか。それでも何かにすがらねば生きていけない人の弱さは変わらない。果たして宗教に変わるものは生まれるのか。

2021/01/13

よっち

仏教徒が平成の30年で2000万人激減、行事・しきたりの形骸化、終活さえもめんどくさいと感じる高齢者…人類史上、初の事態に直面する日本で、これからいかに生と死に向き合っていけばよいかを考える一冊。平均寿命が伸びてきたことで定年後の時間がやたら長くなったこと、様々なものがスケジュールに組み込まれる時代には死生観も変わり、終活とかわりとどうでも良くなったり、宗教に救いを求めることがなくなっていくのはなんか分かるような気がしました…自分の世代がもっと上になった時にどうなっているのか、正直想像もつきません(苦笑)

2020/11/02

紫の煙

人類の寿命が延びたがために、宗教への関わりが変化したとの論旨であるが、自分の実感としては違う。そもそも、暮らしの中での宗教の必要性が無かった。行事として関わってきたが、それ以上の意識は無かった。科学、医学の発展、情報の氾濫で宗教は捨てられた。でも、いざという時の神頼みはしてしまう。

2021/02/17

kenitirokikuti

北米の教会出席率の高い州は平均寿命が低い、というデータを取り上げていた▲長寿が安定したせいで、死生観が変化したのではないか? 要介護状態になったら、それはもう死と同じではないのか? 池田大作は存命なのだろうけれど、公的活動を再開することは99%ないだろうし、こういう引退は「死」なのでは? …というような。確かになぁ…

2020/09/12

zuisei

日本人の平均寿命は百歳に近づきつつある。それと共にどんどん宗教は衰退しつつある。活気のあった新興宗教も信者を減らしている。なぜか。筆者はそれを平均寿命の違いによって解き明かす。人生50年の地域は、まだ信仰が盛んなのだ。例えばイスラム教の地域である。経済成長と平均寿命の伸長によって宗教の盛衰が左右される。鋭い着想だ。評価5。

2020/12/10

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