いたずらな君にマスク越しでも恋を撃ち抜かれた2 (GA文庫)
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いたずらな君にマスク越しでも恋を撃ち抜かれた2 (GA文庫) / 感想・レビュー
真白優樹
文化祭本番が迫る中、謙吾との道ならぬ恋に揺れる璃子が何故か真守に声をかける今巻。―――好機と正解、全て掴め、己だけのその全て。 真守と紗綾がすれ違い揺れる中、勝矢が好機を狙い、謙吾が過去の残滓に心揺らす今巻。それぞれが恋に揺れ、時に暴走しながらも臆病を超え踏み出す、深まる恋がもどかしさの先に甘さを齎してくれる巻である。それぞれの思いは落ち着き、それぞれの形を選び取る。果たして本番を超えた先、そこにはどんな恋路が待っているのか。願わくば、もう少しだけその恋路を見てみたい。 期待を込め次巻も勿論楽しみである。
2022/06/16
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