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女女問題のトリセツ (SB新書)

女女問題のトリセツ (SB新書)

女女問題のトリセツ (SB新書)

作家
黒川伊保子
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2022-09-06
ISBN
9784815616366
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「女女問題のトリセツ (SB新書)」のおすすめレビュー

「そこそこの美人」にイラッとしてしまう理由とは? 群れの中の自分の序列を守るために発達した女性脳を解剖する

『女女問題のトリセツ(SB新書)』(黒川伊保子/SBクリエイティブ)

 男性の世界と女性の世界は違うらしい、とはよく聞かされてきた。個を尊重するジェンダーレスの時代になっても、それはさほど変わらないらしい。

 男性から見るとちょっと不思議な世界、女性から見ると当たり前の世界。『女女問題のトリセツ(SB新書)』(黒川 伊保子/SBクリエイティブ)は、男には分かりづらい女性の世界を、脳科学で切り込み、説得力ある解説を試みている。

 本書が掲げるわかりやすいテーマは、「なぜ、女は女にイラつくのか」。その原因と対処法を示している。男性も女性も、本書を読めば女性の言動が腑に落ちるはずだ。

 本書いわく、女性は男性とは違う「女性脳」をもつ。女性脳の特長は、群れで子育てをする動物の本能を備えているため、「周囲に大切にされていないと命が危ない」という危機感をもっていることだという。だからこそ、共感意欲が高く、感性が似ている友達がだんぜん心地よいらしい。ちなみに「男性脳」は、「仲間のために自己犠牲する覚悟」をもっていることが特長である。子育てという本能によって自分自身を守…

2023/11/21

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女女問題のトリセツ (SB新書) / 感想・レビュー

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本詠み人

女同士がイラつくのは「女性脳の秘密」にあった…黒川伊保子さんのトリセツシリーズは切り口が面白く、ほぼ読んでます😊女性脳は(子どもを持つ・持たない関係なく)生殖本能から仲間はずれにしたり(防衛)、群れで1番でいる必要があるなど、行動やイラつきが説明できるとのこと【備忘録】▶対話はまず相手の気持ちを受け止め次に反論を主語“私は”で始める▶勧められたことをやり過ごすときふわりとした対応は誤解の元「参考になるわ。情報ありがとう」気持ちだけを即座に受け止める▶察しない人には「なぜしないの?」ではなく「これしてね」

2023/04/20

moonlight

なぜか夫から勧められた。妻のトリセツが参考になったんだろうか⁇笑笑。こちらは女同士にありがちなイライラを脳の特性から解説。女は人生最大のミッションである子育てをうまくやり遂げるために群れを作るらしい。これは実際の子の有無や年齢に関係ない女脳の特性なのだそう。確かに学生の時にも女女問題はあったしママ友やPTAもイライラすることが多かった。子育てが終わったら気の合う友人としか会わなくなったから、今は女同士、最高‼︎

2022/11/23

みち

女たちは生殖本能に友情を引き裂かれて生きている。という所から女女問題を言及している。後半は、女性のタイプ別の違いとか、男性との違いとか、の話になってる。2つの思考スタイル「ことのいきさつ」「いまできること」は参考になった。女性はこうだと一括りにはできず、性格は人それぞれだなーと思う。にしても、脳科学からの話なんでしょうが、エビデンスが全く載ってないので、ちょっと信憑性にかける。

2023/01/05

香菜子(かなこ・Kanako)

女女問題のトリセツ。黒川 伊保子先生の著書。女女問題は避けて通れない。女女問題が起きるのは当然のこと。女女問題は自然界のおきて。そう思ったら女女問題に苦しむ必要なんてどこにもないし女女問題は女女問題のまま放っておけばいいだけ。女女問題や他人の言動にイライラしても仕方がない。自分勝手で上から目線で偉そうで非常識でマウンティングしてくる他人は無視すればいいだけのこと。女女問題に悩む人には女女問題のトリセツは助け舟になる。

2022/12/16

よしどん

最近人とのコミュニケーションのことを勉強中ということで、”女女問題”というワードに引き寄せられ読んでみた。女性が「群れたいくせに、一番でいたい」という本能を持っている以上、すべての女性を満足させることは不可能。故に”イラッと”するのかあ。読み物としては面白いけれども、ここに書かれていることを100%信じて、現実で適用すると痛い目に合いそうだ。

2023/03/02

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