追放された魂の物語: 映画監督ジョセフ・ロージー
追放された魂の物語: 映画監督ジョセフ・ロージー / 感想・レビュー
sizuo p
読んでいる最中に『エヴァの匂い』を久しぶりに見直すことができた。素晴らしい偶然に感謝。ただ映画を監督のインタビューで聴くというカイエ系のやり方。もう古いきがする。(偉そうなこと言ってごめんなさい)
2012/06/15
岸野令子
生涯で作った映画が37本、企画のみが64本。とても苛酷な映画監督という仕事。そのプレッシャーたるや。それなのに簡単に批評してしまう観客でごめんなさい。自分は心配症だという。《幼年時代の不安、学校に通う不安、ハリウッドでブラックリストに載ったことによる肥大化した不安、二つの戦争による不安、その他ある点では女性関係からくる不安などさまざまだ。こうした不安が、私をいつも破滅的な事態を予測する性格にした。》その気持ちよくわかるなあ。赤狩りに抗した気骨の人ロージー監督の日本未公開作品がぜひ見たい。
2012/06/14
感想・レビューをもっと見る