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脱・中国論

脱・中国論

脱・中国論

作家
加藤嘉一
出版社
日経BP
発売日
2012-06-21
ISBN
9784822249137
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脱・中国論 / 感想・レビュー

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犬こ

著者は中国のメディアで一番取り上げられる日本人。各地域の日本企業に雇われている中国人インタビューから日本企業への否定的本音がよくわかります。現地の日本企業は中国語、慣習・文化、現場の中国人の考えを理解し中国人とコミュニケーションを取れる人材を送らないとビジネスはうまく回らないとのこと。中国の英語力、教育、技術、ビジネス力は勢いがあるので、安い人材、安い材料という従来の中国に対する考えは確実にあらためる必要ありと感じました。

2017/04/15

ふぇるけん

加藤氏の著作も5~6冊読んだので、そろそろ論点も一通り理解できてきた気がする。いつも思うことだが、彼のような人物が日本で舌鋒鋭く語ったら、周りの圧力につぶされていただろうと思う。そういった意味で中国の懐の深さを感じた。そして、それを以てしても難しい大国の舵取りも。私はまだ中国には行ったことがないのだが(香港を除き)、一度現地を訪れて生の中国を確かめてみたいという思いにかられる。

2013/03/15

Humbaba

中国でも,場所や状況によっては中国語を話さなくても生活は出来るかもしれない.しかし,それでは本当に相手から信頼される事は困難である.相手の国の言語を使うからこそ,相手もプライドを満足させ,そしてその社会に溶け込んでいくことが出来る.

2013/03/08

nizimasu

やはり中国の第一人者として紹介されているんだけど、どこかきれいすぎる中国論でプロパガンダっぽいのが気になります

2013/08/20

わたなべたけし

単身中国に乗り込んだ著者。 北京大学での学生生活以降に、見聞き、経験してきた中から、 現在の中国と、日本人の抱く中国との齟齬を述べる内容。 この類いの本を読むといつも思うが、 中国に限らず海外のことは、決して日本にいては分からないということ。 現地に乗り込んで自身が経験し、感じることが必要。 その意味では本書に書かれた内容を、自分が現地でどう感じるか?が大事。 中国の見方が変わると同時に、これからどう付き合っていくのがよいのか。 グローバル世界が更に進む中、隣の国としても避けては通れない道だと思う。

2013/07/13

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