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教養としての「地政学」入門

教養としての「地政学」入門

教養としての「地政学」入門

作家
出口治明
出版社
日経BP
発売日
2021-02-25
ISBN
9784822292843
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教養としての「地政学」入門 / 感想・レビュー

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tamami

以前から「地政学」という言葉を目にすることが多く、今回他ならぬ出口さんのそれということで手に取った次第。新書で何巻にも渡る世界史の概説書を書いている著者だけに、期待に違わない面白さが満載だった。歴史上の地政学的な事例を陸と海に分けて話題にする。ヨーロッパ中世、ローマ教皇と諸王家の領土や統治権を巡る興亡、古代以来地中海を中心に繰り広げられたシーレーンの覇権争い、近世、ポルトガル、スペイン、ネーデルラント、イングランドと目まぐるしく交代する覇者の動向など、忘れかかった高校世界史の復習以上の面白さを味わった。→

2021/03/06

なっぱaaua

出口先生の本なので面白いのだけれど、今回は地政学の本というよりは、地政学は地理+政治学であるが歴史にそれがよく表れているよという講座を読んだ感じです。第4章「日本の地政学とは」がこの本の主題だと思いますが、日本の同盟の唯一の選択肢がアメリカであるが、アメリカの選択肢は一つではなく、その現実を日本が直視しなければならないというのが結論なのではと思いました。日本のリスク管理として。江戸時代の鎖国は世界商品が無いので干渉されなかったこと。~続く~

2021/05/13

わたなべよしお

 地政学。以前から興味があったし、高名な出口さんの本でもあったので。日本が鎖国できたワケ、などさまざまな達見があるし、欧州の歴史なども鮮やかな語り口で、とても面白かった。ただ、例えば国家としての戦略を考える時、地理的な条件を考慮するのは(今では)当たり前なんじゃないかな、と。地政学的な視点に気づいた人は凄いと思うが、現代でも独立した学問にしておく必要があるのだろうか。地政学的なこともちゃんと考慮に入れればいいだけなのではないか。むしろ、そんなことを感じました。

2021/04/19

Moca

戦争で負けてしまった日本は、核を持っていないので、核保有国であるアメリカに頼るしかなかった。 世界一の支配国はアメリカである。 アメリカは強い権力を持っているので、地球上の世界を動かすことができる。 それがもし、中国が強い権力を持ち、世界一の支配国になってしまったらどうなるのか。それを考えるだけでゾッとする。

2021/09/17

キリル

"自国をサンドイッチにさせない"、地政学的視点が求められるこの命題がどう歴史に紡がれてきたのか、西欧史を題材にその過程を見ていく中で地政学の概要を大まかに掴むことができます。陸と海の地政学的視点から歴史を見ていくのは楽しかったですし、地政学を語るうえで外せない2冊と著者についても概略ですが触れられていてよかったです。日本の現状を地政学的視点から整理し、今後の国家戦略に関する筆者の展望は興味深かったです。もう少し現代に軸足を置き、今の世界が抱える諸紛争を題材に取り上げた方がより身近に感じたかなと思いました。

2021/07/25

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