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河合雅司の未来の透視図

河合雅司の未来の透視図

河合雅司の未来の透視図

作家
河合雅司
出版社
ビジネス社
発売日
2019-05-24
ISBN
9784828420066
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河合雅司の未来の透視図 / 感想・レビュー

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y_u

暗い未来ばかりを透視している。数値は散々たる結果だが、AIやIoTのような技術進歩が働き口を奪う可能性がある中で、日本はむしろ勤労世帯が減り、うまく対応できる可能性がある。某テレビ局でポツンと一軒家という番組があるが、共助の気持ちと支える仕組みさえあれば、高齢者と呼ばれる人たちも十分活躍し、社会的役割も果たすだろう。また、限界集落と呼ばれる村で、何か大きな問題が発生しているだろうか。この本は高齢者の能力や技術進歩をどうも過小評価しすぎており、もっと「楽観的」な未来の透視図を作ってもらいたいものだ。

2019/07/14

Arata Fujimura

一部の業界にとってはビジネスチャンスになるかもだけど、日本としての暗い未来は避けようがなさそうだな。日本の課題解決に貢献したい思いつつ、まずは自らを守っていかないと。具体的には「1人で2役をこなす」を実現しつつ、東南アジア、主にベトナムの上昇に乗っかれるようなスキル、経験を着実に積んでいきたい。

2021/07/18

薬学やっくん

★★★☆☆ 既刊の新書「未来の年表」を平易にかつ視覚的にまとめあげた本。第4章までは、耳にしたことのある内容が多かったが、第5章からが特に面白い。たかだか30年程度生きた私からすると安易な表現かもしれないが、先人たちは日本で必要最低限度の生活を送るために様々な凌ぎを削ってきていただいたと思う。おかげで、私たちは衣食住環境がある程度、一律に確保できるようになったが、眼前に迫る課題に対して目をそらし過ぎているように思う。それらをひしひしと感じとれるのが第5章である。「戦略的に縮む」という表現に考えさせられた。

2019/10/15

はやひで

少子化対策はもう間に合わないのか? 本書のデータから見ると、近未来は生きることも死ぬことにも困難が待ち受けるという危機意識を持たなければ日本は沈没してしまうと感じた。 将来に向けての布石は異次元の速さで打ち続けて行かねば。

2023/04/04

SABA

数字で具体的に人工の少ない(5000人以下)地域はどこか、人工が少ない自治体でどういったことが起きるのかなどの記載があった。解決策として、やらない仕事を増やす(24時間営業のコンビニを減らすなど)や日本でしかできない仕事に特化して仕事をする、1人2役をこなすなど。

2023/01/31

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