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福家族: 神谷町物語

福家族: 神谷町物語

福家族: 神谷町物語

作家
中村芝翫
出版社
ベネッセコーポレーション
発売日
1997-02-01
ISBN
9784828817903
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福家族: 神谷町物語 / 感想・レビュー

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rinrinkimkim

神谷町!の大向こうが懐かしく思い出されました。このご自宅は金田中さんから譲り受けた土地だったんですね。お嬢様の好江さんと18勘三郎の結婚話も興味深かったし橋之助さんのお部屋(御簾とか下げる)の話も面白かったけど、やはりなんといっても六代目とのお稽古が一番でした。二人っきりの口伝のお稽古、この次の世代にもつながってほしい。芝翫学校と呼ばれたのは六代目の芸を伝えたかったのであろうと思った

2015/09/05

とと

芝翫さんのお人柄が伝わるような本でした。中村屋三代記とかと少し内容が被る。同じ出来事を両サイドから見れて面白い。

2011/10/18

まめはち

お子さんのことを客観的に分析されていること、何かに例えて表現されることがお上手で、楽しく拝読しました。特に。負けず嫌いで活発な次女好江さんに関わる件が楽しい。勘太郎、七之助をリモコンのように動かしているとか。娘婿勘三郎は今では娘の色に染まってかわいそうとか。勘三郎が「走り過ぎ」て芸が大味になることを案じる鋭い指摘。若い役者が下積みをせずにいきなり大きな役がつく事も危惧され、人の三倍努力する事、たいした役がつかない時にこそ人の芸を見て勉強することの大切さは、何にでも当てはまる大切なこと。身に沁みました。

2019/09/13

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