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うたかたの日々

うたかたの日々

うたかたの日々

作家
諏訪哲史
出版社
風媒社
発売日
2017-05-01
ISBN
9784833120937
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うたかたの日々 / 感想・レビュー

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hirayama46

主に新聞に書かれたエッセイを集めた一冊。パロディなども旺盛に取り入れてますが、まさか般若心経のパロディまで出てくるとは思いませんでした。朝日新聞名古屋版、豪気ですね。面白かったから良いのですが。躁うつ病はきっと、ぼくが想像もできないくらい大変なのだろうな……。

2018/04/04

ひるお

連載エッセイ「スワ氏文集」「西向くサムライ」「うたかたの日々」と、その他のエッセイを収録した随筆集第2弾。名古屋文化圏で生まれ育った身には、名古屋周辺の文化、特に言葉が活字になっているというだけで感慨深く、どこかこそばゆい。軽妙洒脱で変幻自在なエッセイは笑えるだけでなく、現在の日本に関する鋭い指摘にも満ちている。実際に日々連載を楽しみにしていた媒体もあり、読んでいくと明らかになるご病気の事実には胸が痛んだ。早く元気になってなどとは口が裂けても言えない。スワ氏が少しでも楽に、生きやすく過ごせることを願う。

2017/11/10

んちょちゃん

エッセイだけは未読のままだったと思いだし拝読。 おばあちゃんの話などコメディなものから、反戦、現代論などのシリアスなものまで多方面の話題を扱い、かつ、口語調、古文、辞書風など、これまた広い文体で織りなす一冊。 エッセイとして読み進めた最後の章、躁鬱の「躁」の中でしか書けない作家の、限りなく「鬱」に近い状態で(ある意味ニュートラルといえるか)書き出したのだと予測するが、 エッセイにしてはあまりに美しい旋律であり、まさに「泡沫」の最後を締めてきたなという印象。 恩師を思い、つい涙。

2020/07/09

ネクサス

大好きな著者の、名古屋版の新聞に掲載されたエッセイを読んだ。ユーモアのセンスが感じられる日常雑感が多く、社説風なものは著者の主張がはっきりと伝わってきたが、いずれも巧みな言葉遣いのある文章で味わい深かった。自分は著者と年齢が近いので懐かし話で共感できたし、名古屋に住んでる方も楽しさは倍増されることだろう。

2018/09/15

たまぎょ

世の中は暴力に満ちている。物理的なモノにも、精神的なモノにも。 子どもの頃からその事実をしっかりと認識すべきだ。運動会でみんなで手を繋いでゴールしたって、足の遅い子どもは劣等感を抱く日がいつかやって来る。と著者は言う。世界は残酷なものだと。 しかし、著者は同時に世界は美しいともいい放つ。 要はバランスじゃないかなぁ、と私は思う。世界が暴力に満ちている、と子どもに教える必要性もあるかもしれないが、同時に美しくもあることを教えてほしい。 ほぼ、にゃごやの話に終始するエッセイを読みながら、そんなことを思った。

2017/09/27

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