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大前研一 新しい消費者 ―ネットを味方にできないビジネスは消滅する (「BBT×プレジデント」エグゼクティブセミナー選書 7)

大前研一 新しい消費者 ―ネットを味方にできないビジネスは消滅する (「BBT×プレジデント」エグゼクティブセミナー選書 7)

大前研一 新しい消費者 ―ネットを味方にできないビジネスは消滅する (「BBT×プレジデント」エグゼクティブセミナー選書 7)

作家
大前研一
出版社
プレジデント社
発売日
2018-06-28
ISBN
9784833422680
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「大前研一 新しい消費者 ―ネットを味方にできないビジネスは消滅する (「BBT×プレジデント」エグゼクティブセミナー選書 7)」のおすすめレビュー

日本経済を救う新しい消費者とは? 大前研一が説く経営処方箋

『新しい消費者』(大前研一/プレジデント社)  政府が金融緩和の笛吹けどなかなか踊らない日本経済。社会全体が低成長だから仕方ない、と政策の効果など外部環境を言い訳にせず、いまこそ経営者自ら消費者を捉え直せ、と檄を飛ばすのが本書『新しい消費者』(大前研一/プレジデント社)だ。

■なぜ「新しい消費者」か?  著者は日本経済低迷の原因を「低欲望社会」にあると指摘する。高齢者は戦後の経済発展の政策であった「勤労と貯蓄奨励」がDNAに刷り込まれ金を使わないし、一方の若者もお金がかかるから結婚もしない、と社会全体が低欲望のさまを示している。これを解決する政策が期待できないからには、企業は自ら「新しい消費者」を掴む以外に生き残る術はないのだという。

■どこに「新しい消費者」はいるか?  新しい消費者を掴むには、越境Eコマースとインバウンド消費、つまり海外の消費者を捉えることが必要だと著者は説く。

 越境Eコマースとは、海外のモノを日本で買うインバウンドEコマースと、日本のモノを海外の人が自国で買うアウトバウンドEコマースに大別される。国内を含め、世界にちらばる…

2018/9/11

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大前研一 新しい消費者 ―ネットを味方にできないビジネスは消滅する (「BBT×プレジデント」エグゼクティブセミナー選書 7) / 感想・レビュー

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のぼる

第二〜五章については四社の社長によるプレゼン、質疑応答形式であったが、ここに大前氏の分析等も欲しかった。

2018/07/26

TAKA0726

大前研一→日本1700兆円の個人金融資産大半は60歳以上が所有、裕福高齢者が安心して使える施策を掲げるべき。トランプ支持者は米国の競争に負けた人たち。中国の爆買いが減ったのは60%の関税。物々交換アプリ、本のスピラル、いいねのクリップ、提供できるスキル交換デキルトレード、地域交換サイトジモティー。中国W11の売上1位はユニチャームのムーニー、2位ミキハウス子供服、8位花王メリーズ。やんちゃなジジィのヤンジー、無印良品はこれがいいではなくこれがいい。大戦略は「役に立つ」。観光業の期待大の企業「フリープラス」

2018/08/05

どん

大前研一は1章のみ、2~5章は、「ヤオコー」「無印良品」「ABEJA」「FREEPLUS」の各社の会長、社長から、どう消費者に向き合ってきたか、どう捉えているかが紹介されている。 「ネットを味方にできないビジネス」という題には直結しない事例もあったが、変わらないものと変えて行くものが何かがわかるように思う。 基本的なことだが参考になる。

2018/09/09

もりの

時代を読むって大事。新しいことにも恐れずにチャレンジしてみる。ビッグデータ関連は面白かった。

2019/05/21

Shiro

デジタルに関連した技術・サービスの普及に伴う消費者の変化とその中での先進プレイヤーによる取り組みが開設された本。序盤の消費者の変化については、経済誌を読んでいれば誰でも知っているような内容ではあるが、C2Cや越境EC、インバウンド需要等の基本的なトレンドが定量・定性的に語られており、先進プレイヤーとしては、ヤオコーや、無印、ABEJA(小売り向け画像解析では有名。近年製造業等へも拡張中)、FREEPLUSという、王道・異色混在の組み合わせ。タイトルとあまり合っていない事例もあったが参考にはなる。

2018/08/19

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