パセリカレーの立ち話 (dancyuの本)
ジャンル
パセリカレーの立ち話 (dancyuの本) / 感想・レビュー
まっと
平松洋子エッセー集2作目。どれをとっても肩肘張らずいい感じに力の抜けた、それでいて構成が練られた感に引込まれる一冊で、一つ一つに思わず「うん、うん」。「焦がす」では自分も感じていた「翌日のカレー」の旨味の秘密に気づいたような思いを勝手に共有、「食べきる」では「なるほど」と手をうち、「栓抜き」では「シュポ」が懐かしくなると同時に勝手にのどが鳴り、「ミックスジュース」では挑戦心を焚きつけられる。読んでいて忙しいくらい。楽しい。「散歩の楽しみが戻ってきた」を読んで、この本を片手に公園でのんびりしてみたくなった。
2023/05/03
K1
おもしろきこともなき世をおもしろくー最初の舞台は台所から〜徐々にその範囲を広げていきましょう(笑)。最後は宇宙まで?
2023/07/08
tetsubun1000mg
平松洋子さんのエッセイは好みなのでよく読んでいる。 いつもは食品の素材や産地、生産者、作るシェフやお店などの紹介が多いと感じていたが、この本は割と平松さんの日常やご自分の考え方なども出てきているように思えました。 料理の紹介も入っているが、手に入りそうな材料と手間がかからなさそうな作り方なので自分で作ってみようかと思ってしまう。 「パセリカレー」が気になって仕方がないのだが、パセリ25本てほんとに使うの?
2022/12/14
ハルト
読了:◎ まず、パセリカレー、作ってみたいなと思った。でもそんなにパセリ、スーパーで売ってるのかなとひるみ気味。でもパセリとカレーの組合せがどんな味になるのか、気になる。想像がつかない。凄い発想力である。▼平松さんな食エッセイの好きなところは、食への愛がひしめいているところ。食という文化を、自身の体験から、身をもって味わっているところ。食にこんなに浸れるのは、いいなあと感じる。食とは日常だけれど、また非日常でもある。そのギャップにくぅっと腹を掴まれる。おいしい物を食べる行為は、幸せを与えてくれる。ほっこり
2023/01/07
あんでぃあも
dancyu好きでございます。パセリカレーにとても興味を持って庭でちょうど持て余していたパセリがあるので作ってみました!全体を量半分で。かなーーりあたりまえだけど、全面的にパセリ。不味くはなかったけど…す、好きな人は好きだと思います、と言う感想です。 本は文句なく読んでて美味しそうで楽しいです。
2023/07/02
感想・レビューをもっと見る
「平松洋子」の関連作品
ベスト・エッセイ2023
- 作家
- 角田光代
- 林真理子
- 藤沢周
- 堀江敏幸
- 町田康
- 三浦しをん
- 赤木明登
- 阿川佐和子
- 秋田麻早子
- 浅田次郎
- 荒俣宏
- 石田夏穂
- 磯野真穂
- 稲垣 栄洋
- 今井真実
- 上田岳弘
- 内澤旬子
- 内田春菊
- 大辻隆弘
- 小川哲
- 奥泉光
- 鎌田 裕樹
- 川添 愛
- 神林長平
- 岸本佐知子
- きたやま おさむ
- 桐野夏生
- 鯨庭
- 久栖博季
- 黒井千次
- 小池昌代
- 小池真理子
- 郷原 宏
- 佐伯一麦
- 酒井順子
- 佐藤利明
- 佐藤 洋二郎
- 沢木耕太郎
- 沢野ひとし
- 茂山 千之丞
- 篠弘
- 柴田一成
- 杉山昌隆
- 鈴木伸一
- 須藤一成
- 青来 有一
- 関田育子
- 大道珠貴
- 高田郁
- 武田砂鉄
- 田中慎弥
- 中山祐次郎
- 七尾旅人
- 乗代 雄介
- 服部文祥
- 平岡直子
- 平松洋子
- 藤原 智美
- 藤原麻里菜
- 古川真人
- ブレイディみかこ
- 細川護熙
- 細馬宏道
- 穂村弘
- 本田秀夫
- 松尾スズキ
- 三崎亜記
- 宮田珠己
- 村田あやこ
- 村田喜代子
- 森田真生
- 山内マリコ
- 柚木麻子
- 夢枕獏
- 綿矢りさ
- aka
- 出版社
- 光村図書出版
- 発売日
- 2023-06-26
- ISBN
- 9784813804383