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最後のシュート (福音館の単行本)

最後のシュート (福音館の単行本)

最後のシュート (福音館の単行本)

作家
ダーシー フレイ
Darcy Frey
井上一馬
出版社
福音館書店
発売日
2004-06-25
ISBN
9784834006643
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最後のシュート (福音館の単行本) / 感想・レビュー

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beniko

図書館本。息子がバスケをやってるので興味を持って読み始めたが、単なるバスケの話じゃなかったし、バスケが単なるスポーツじゃなかった。貧困、人種差別、麻薬と暴力がすぐそばにある環境で、それらに染まらないだけでもすごい精神力が要ると思うが、その精神を支えているのがバスケでもあり、追い詰めるのもバスケ。バスケが唯一の希望となってしまう社会で、そこから抜け出すための全てがバスケ少年の肩にかかっている。なんて過酷なんだ。約1年の取材で著者のチャカ、コーリー、ラッセルへの愛情をそこかしこに感じた。彼らの行く末が切ない。

2017/11/28

水の都

バスケ書籍第2弾。作家フレイがニューヨークにほど近いコニー・アイランドを舞台に1年間張り付きで取材したリンカーン高校の4人のバスケ部員を中心に話が進む。移民社会の貧困、犯罪、麻薬、そしてその中にある唯一脱出の糸口になるNBAへの道。ナイキを代表とする商業スポーツの功罪。バックグラウンドはことごとくグレーだが、そこで遮二無二プレーするバスケ部員のプレー描写はこの上なくクール。緩急つけた書きぶりは心揺さぶるお薦め書籍。

2021/12/16

ゆらりん

ファイブで、日本のバスケ界きびし~と思ったけど、こっち読んだらレベルが違った。アメリカのバスケ界、というか格差社会、すんごい過酷・・・

2010/11/27

種蔵珪也

実在の人物に取材した実話。バスケ一本でエリートコースへのしあがろうとする高校生たちの話。これ、ブラジルならサッカーだろうなぁ。バスケより高校生の家庭環境とかアメリカのバスケシステムの話が多い。個人的には読みにくい一冊。

2012/07/29

トールマン

2012/06/05

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