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きもち (福音館の単行本)

きもち (福音館の単行本)

きもち (福音館の単行本)

作家
谷川俊太郎
長新太
出版社
福音館書店
発売日
2008-02-15
ISBN
9784834014884
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ジャンル

きもち (福音館の単行本) / 感想・レビュー

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あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

文が少ない!Σ( ̄□ ̄;)

2018/07/19

G-dark

この絵本の冒頭では友達を泣かせてしまった男の子が、最後の方では仲直りしているのが印象的。わたしも、「でも じぶんのきもちと ひとのきもちは ちがう。ひとが どんな きもちか かんがえてみよう」という、この絵本に出てくる言葉を忘れずにいたいと思います。つい自分の気持ちだけでいっぱいいっぱいになってしまいがちなので…。それにしても、この絵本の中で、夫婦喧嘩をしている両親を見つめる男の子の表情を見ると、読んでいるこっちが辛くなります。わたしも子どもの頃からそんな表情をしていたなあ。両親が不仲で…。

2018/07/16

イチイ

ひとりの男の子が遊んだり家族と過ごたりする様子を通して、自分や友達、親などが経験する気持ちを想像し内省するよう誘う絵本。全体を通して語られる言葉の数はわずかだが、怒っている顔、泣いている顔、不満げな顔などいろいろな表情を見せることで想像をかき立てようとする。もう少し説明して欲しいとも思うが、これくらいだから良いのかもしれない。

2020/05/09

ぷーきん

5歳から読み聞かせで。長新太さんの絵が味わい深く、“きもち”が伝わってきます。前半は絵のみで文章は最後の数ページです。お母さんが泣いているのを目撃する場面では、つい我が家と重なって(私もよく泣くので)身につまされました。

2015/01/05

ごんたろう

玩具の取り合い。勝った者は喜び、負けた方は悲しい。捨て猫は可哀そうだ。予防注射は怖い。そして、痛い。他の子に泣いている姿を見られると、恥ずかしい。父母のケンカ。大海で溺れる夢を見る。文章は少ない。読み手が補いながら読む。私たち大人は、子どもが悲しい気持ちになることは出来るだけ避けたいと願う。しかし様々な人間関係の中では悲しみや驚きが起こるのは必然である。むしろ多様な感情が湧き出ることに意味がある。最も重要なことは、自分と他者が同じ気持ちを共有・共感できるということだ。それこそ人間の人間であるゆえんである。

2015/10/29

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