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クマよ (たくさんのふしぎ傑作集)

クマよ (たくさんのふしぎ傑作集)

クマよ (たくさんのふしぎ傑作集)

作家
星野道夫
出版社
福音館書店
発売日
1999-10-31
ISBN
9784834016383
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クマよ (たくさんのふしぎ傑作集) / 感想・レビュー

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KAZOO

クマの写真をたくさん撮られていた星野さんのクマに寄せる思いを1冊にした本です。表紙あるいは裏表紙にはクマの親子の写真があり本当にクマに殺された人が撮ったのかと思うほどです。文章やこのほかの写真も自然やクマへの愛情があふれています。見ているだけでむねが一杯になってきます。いい本だと思います。

2018/01/09

greenish 🌿

【砂漠でみつけた一冊の絵本より】アラスカの大自然に身を置き、闇にひそむ動物の鼓動に自身の鼓動を重ね、命を限りなく愛おしむ言葉と写真を残し遠い世界へ旅立った星野道夫氏からの遺言  ---冒頭、頁いっぱいに広がるグリズリーの顔に添えられた言葉《いつか おまえに 会いたかった》で既に心を鷲掴みにされる。おれ・おまえの人称で語られる言葉の中には、クマと草むらで遭遇した時の戸惑いや、同じ夜を過ごしていることへの畏怖さえも感じられる。決して交わることの許されない大自然の命に対する、星野さんの澄んだ心に触れた思いです。

2014/02/04

みゆ

冒頭の見開き「いつか おまえに 会いたかった」。これはもう、初っ端からやられた。雑踏の中に生きる私たちも、大自然の中のクマも同じ時間を生きている。どのページも素晴らしかったです。Wikiで事故を知り、改めてすごいものを残してくれたんだなぁと感服しました。

2018/10/22

ミストラル@しなやかに♡たおやかに…☆

「たくさんのふしぎ傑作集(『アラスカたんけん記』『森へ』『クマよ』)」の三作目。本書は、星野さんの遺稿と写真についてのメモをもとに製作されたもの。(星野直子さんが撮影した写真も一部アリ)おれ(著者)、おまえ(クマ)と呼びかける文章は大自然の中に静かに語りかけるように広がっている。文章も写真も美しい。すばらしい。言葉がでない。まっすぐに、ただまっすぐに心の中に染み入ってくる。愛情に満ち満ちていているクマの親子のショットは著者だからこそ撮れたものだと思う。添えてある言葉に思わず涙、涙になってしまった…。→

2015/07/16

キジネコ

ヒトがするようにクマは、その誕生を喜ぶのでしょうか?ヒトが泣くようにクマは、その死を悼むのでしょうか?クマが風景の中の圧倒的な王として君臨する北の大地に佇む写真家の姿が今も見えるようです。きっと被写体であるクマたちの瞳には彼が映っていたのでしょう。「ヒトよ クマの神がアナタを選んだ。ヒトの外衣を捨て吾等の様に大地を渡る風になれ。」彼が北に引き寄せられる前から彼の運命は決まっていたような気がします。私たちは星野道夫を失いました。しかし星を渡る風になった彼は、いつも私の傍らで語り続けます。命はめぐるのだと。

2017/12/19

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