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TN君の伝記 (福音館文庫 ノンフィクション)

TN君の伝記 (福音館文庫 ノンフィクション)

TN君の伝記 (福音館文庫 ノンフィクション)

作家
なだ・いなだ
司修
出版社
福音館書店
発売日
2002-09-20
ISBN
9784834018844
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TN君の伝記 (福音館文庫 ノンフィクション) / 感想・レビュー

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松本直哉

弾痕も生々しいパリ・コミューン直後のフランスで自由と権利の観念の庶民への浸透を肌で感じたTN君にとって、天長節に一斉に日の丸を掲げる情景も、条文を読みもせずに帝国憲法発布に浮かれるお祭り騒ぎも、不気味で無意味に思われた。ルソーの社会契約論の初めての日本語訳を手がけて民主主義の普及に努めても、現実は藩閥政治に壟断されて自由民権とは逆の方向に向かう。権威を嫌い、身なりに構わず、在野の学者として反骨を貫いた生涯は清々しい。秋水という号を弟子の幸徳に譲り未来を託すが幸徳も… 気味の悪い右傾化の進む今読むべき本

2015/05/10

seraphim

TN君の人生を追いかけることで、明治という時代が見えてくる。自分が、明治がどんな時代だったのか、ほとんど知らなかったことに気づいた。現代では当たり前になっている様々な事柄が、先人達が色々な活動をすることで、少しずつ勝ち取ってきたのだということに、改めて気づかされた。知るということはとても大事なことだな。小学校上級以上とあるが、なかなか読みごたえのある本。読了するのに時間がかかった。読んで良かったと思う。

2018/03/29

頼ちゃん

伝記というより、歴史の本のようだ。教科書とは全く違う明治維新。視点が違うとこうも違うのか。恥ずかしながらしらなかった別の面を知った。

2017/01/11

LOVE弁慶

評判どおり傑作。歴史や法律の勉強でなんとなく知った気になったあの時代がなるほどそういう流れなのかと納得しながらぐんぐん頭良くなる感じです。幕末の人物もいやな面も含めいきいきと描かれこれ本当に小学高学年向けなのかと。超お勧めです。

2012/10/31

あやの

明治維新。革命が起これば世の中がよくなるとみんな考えていた。だが実際起こってみれば新たな問題が生じている。その先の問題まで常に考えているのがTN君である。授業で習った人々は、教科書の中ではただただすごい人のように思えるけれど、その時代の人からの見方などがわかっておもしろい。

2016/04/07

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