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赤毛のゾラ 上 (福音館文庫 物語)

赤毛のゾラ 上 (福音館文庫 物語)

赤毛のゾラ 上 (福音館文庫 物語)

作家
ヘルト・クルト
西村ツチカ
酒寄進一
出版社
福音館書店
発売日
2016-11-10
ISBN
9784834083064
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赤毛のゾラ 上 (福音館文庫 物語) / 感想・レビュー

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おはなし会 芽ぶっく 

12月予定の4・6年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。赤毛のアンじゃないですよ~と紹介したい。クロアチアの解説付き。

2019/11/04

長くつしたのピッピ

母親が亡くなり孤児となったブランコ。行く当てもなく落ちた魚を盗んだ罪で牢屋は入れられてしまう。それを助けたゾラ。ゾラはウスコックという孤児集団のリーダー。彼らは生きる為に盗みを働く。回りの大人たちは誰も彼らに目を向けようとしない。前半は、子ども達の悲惨な状況が哀れで読んでいて辛かった。でも、少しずつ手助けしてくれる大人たちに出会って子ども達が人を信じる気持ちやそれに応えようとする姿勢が出てきてほっとした。書評にあるようなワクワク感は大人の私は感じることが出来なかった。

2017/01/22

キブシマサタ

《みなしごブランコとウスコックの赤毛のゾラ》  父親が行方不明、母親が亡くなりみなしごになった貧乏な少年のブランコ。街を彷徨っていたところ、市場で空腹のために落ちていた魚を拾おうとする。しかし、盗人と誤解され捕まり、牢屋に入れられてしまう。その様子を見ていた赤毛の少女ゾラと仲間のみなしごたちにより、救い出してもらう。そこから、彼らの冒険が始まる。 この作品はモノゴトの描写、特に動物と風景の描写が素晴らしい。久々に読んだ児童小説だったが、物語のテンポも小気味よく、終始ワクワクして読み通せた。

2016/12/22

ちゃーちゃん

誰の保護も受けずに逞しく自分たちだけで生き抜こうとする、少年たち。「長くつ下のピッピ」の参考になった本とか。現代の若者たちもこんな本から生きることの底辺を疑似体験するのも良いと思いました。かく言う私もいっぱい良いものを頂いた気がします。

2017/04/26

totoro

父親は帰ってこない、母親は亡くなったブランコは一人で生きていくしかなくなる。そこで、赤毛のゾラの仲間になり廃城で隠れながら生きる事になる。子どもたちだけで、生きるのは大変な事だとつくづく感じた。

2022/12/27

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