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知られざる大鵬

知られざる大鵬

知られざる大鵬

作家
佐藤祥子
出版社
ホーム社
発売日
2013-08-26
ISBN
9784834251937
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知られざる大鵬 / 感想・レビュー

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ようはん

夫人や弟子から見た昭和の大横綱・大鵬。良く言えば大横綱としての責務や親方としての弟子の育成、自身の病気において苦難を乗り越える忍耐と努力するストイックさがありまた気前よくユーモアな面も持ち合わせているが、一方で夫人に対しては亭主関白というか間違いなく今の価値観だったら完全にDVレベルの事をしでかしてたのがちょっと引いてしまう。後年に入り丸くなったのもあって夫人にとっては昔の良き思い出みたくなっているのが救いではあるが。

2020/01/24

石橋

図らずも命日に読了。表紙に使われた結婚前の二人の姿がとても初々しく、ほぼジャケ買い。特に夫人の視線とぎゅっと握った両手が力強い。しかし読んでみると大横綱大鵬の神経質さ、DVと言わざる得ないような行動が描かれている。大横綱というだけでなく、期せずして時代の象徴になってしまった人間の有様と思うと切ない。

2015/01/19

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