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夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books

夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books

夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books

作家
井上理津子
安村 正也
出版社
ホーム社
発売日
2018-07-26
ISBN
9784834253207
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路地裏の猫本屋「Cat’s Meow Books」へ行ってみよう! 店主・安村正也さんインタビュー

 三軒茶屋駅から世田谷線沿いに住宅街を歩く。道端には伸び放題の雑草。両手を広げたら届きそうな狭い小路。こんなところにお店があるのかな……と不安になった頃、その店に出会う。

 軒下にぶら下がる看板には「Cat’s Meow Books」の文字と猫のイラスト。まちがいない、そこが目的のお店。元保護猫が店員として働いている、人と猫による、人と猫のための、猫の本屋さんだ。

 店主の安村正也さんが夢に描いた「猫と本とビールが楽しめる本屋」がオープンしたのは、2017年8月8日のこと。

 サラリーマンとして働きながら書店を経営する「パラレルキャリア」という考え方、クラウドファンディングを利用した開店資金集め、ただの本屋ではなく「本屋×○○」という「ビジネスとして成立させるための掛け算」から導き出した「本屋×猫(+ビール)」…そして、保護猫への思い。情熱をカタチにするまでの奮闘記が、『夢の猫本屋ができるまで~Cat’s Meow Books』(井上理津子:著、安村正也:協力/ホーム社)だ。

 安村さんの物事に対する論理的で合理的な考え方や実行方法は、「いつかは店を持ち…

2018/11/3

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猫に本にビール。夢のような専門書店、三軒茶屋「Cat’s Meow Books」店主おすすめ文庫3選!

 店内の本はすべて猫本! 店員も猫! ビールも飲めるという前代未聞の本屋「Cat's Meow Books(キャッツミャウブックス)」。三軒茶屋駅から東急世田谷線で一駅の「西太子堂駅」から歩いて2分。静かな住宅街が広がる場所にこの猫本屋はある。収益の一部は、保護猫団体に寄付されるそうだ。猫好きにはたまらない夢のような空間はいかにして出来たのだろう?

 「本×猫」のアイデアから「Cat's Meow Books」オープンまでの奔走を綴った『夢の猫本屋ができるまで Cat's Meow Books』(井上理津子:著、安村正也:協力/ホーム社)が発売に。猫好きはもちろんのこと、ソーシャルビジネスや町おこし、未来の本屋のヒントが詰まった本書はビジネス書としても読み応え十分な内容だ。ダ・ヴィンチニュースは、本書に協力という形で携わった「Cat's Meow Books」店主の安村正也さんに“猫にまつわるおすすめの文庫本”を3冊選んでもらった。

「Cat’s Meow Books」店内のようす(撮影:杉能信介)仲良く並んでごはんを食べる姿がたまらない

 「文庫…

2018/9/8

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夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books / 感想・レビュー

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ぶんこ

面白い。お店や猫店員さんたちの写真も楽しめました。本が好き猫好きで、保護猫活動に賛同している店主が会社員を続けながら、猫店員さんが働いて保護猫活動費を得る本屋さんを開店。その実行力と情報収集力、猫好きな人の輪を上手に取り入れていく様は、天が見方してくれているようでした。しかし週一のお休みをご夫婦で運営しているのは、奥様が辛そう。夫の夢だけではなく、妻の夢でもあるのなら嬉しい。ところで、こういった形態のお店なら全国各地のシャッター商店街の活性化になるのではと思ってしまいました。猫好き、本好きなら行きます。

2020/09/26

どぶねずみ

単純に「どこにこんな本屋があるんだ? 猫ネタの本ばかりを集めた書店で、しかも店員が猫だなんて!」と猫好きなら行ってみたくなる本屋が気になった。場所は三茶、千葉からだったら行ける。そんな興味本意で借りた本だけど、読んでみるとどんな事前準備をしてオープンしたのか勉強になった。自分が会社を退職したあとの心配にも何か答えが見つかりそうな気もした。色んな講習会に参加されて知識を得て、始められたんだなぁと。難しいことはさておき、猫の日までに行ってみよう。イベントもチェック!

2018/11/10

だーぼう

何と何を組み合わせるのかはあなた次第。食べていける本屋が誰にでもつくることができる。たった一冊で!ブログに感想を書きました。

2019/02/17

Tenouji

まったく予想してなかったのですが、この本はパラレルキャリアの具体的な進め方の本ですねw。読んで良かったです。複数のキャリアをどうコントロールするかなど、コンセプトや理想的な方法論ではなく、こんな具体的な本がいろんな方面で出てくるといいな。

2019/02/24

阿部義彦

男の店主が補完するもうひとつの仕事として猫のいる猫本屋を開くまでのドキュメントです。クラウドファンディングで資金を募り、本屋の学校を受講して、人脈を広げて自分の妻や友人に助けられて本屋を開くまでのリアルな探求に心が踊ります。助っ人としてアドバイスをくれた有志はヌマブックスの内沼晋太郎さん、双子のライオン堂の竹田信弥さん始め猫が取り次いだ縁のある方々。コネも何も無い普通のおっさん会社員が猫を応援する仕組みと本屋とトレードマークまで作り保護猫を店員として侍らせる。女性だけでなく男性もやる時はやるのです。眼福。

2018/08/04

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