邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん (ホーム社書籍扱コミックス)
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「邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん (ホーム社書籍扱コミックス)」のおすすめレビュー
「藤原竜也がマッチョを操ったり、大人数に襲われたり…」女子高生がおすすめの邦画をひたすらプレゼンする異色マンガ
『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』(服部昇大/ホーム社)
映子のプレゼンで『クリーピー 偽りの隣人』を観た人多数
『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』(服部昇大/ホーム社)の最新刊が、10月に発売されます。あっという間にSeason10(10巻)。登場人物も増えてにぎやかになってきました。
『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』はその名の通り、女子高生の“邦キチ”こと邦吉映子が、ひたすら邦画を紹介する世にも珍しいプレゼン漫画です。話題作から、「え、そんなのあった……?」という渋めの作品まで、幅広いラインナップ。映子のプレゼンを聞くと、邦画に興味のない人も思わず観たくなるから不思議。
特に西島秀俊主演の映画『クリーピー 偽りの隣人』は、映子がプレゼンしたことで観た人が増えたとか、増えなかったとか。それくらい衝撃的なプレゼンだったわけですが、ほかにも魅力的なプレゼンはまだまだあります。
Season9(9巻)までに紹介された作品の中から、珠玉のプレゼンをセレクト。あなたもきっと観たくなるはず!
どんな邦画も観たくなる魅惑のプレゼン4選
●S…
2023/7/2
全文を読む「変な人」を全力で演じる香川照之が最高! 面白すぎる邦画案内マンガ!
『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん』(服部昇大/集英社)
『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん』(服部昇大/集英社)は、タイトル通り邦画マニアの女子高生、映子さんが「邦画の面白さ」を紹介してくれるマンガである。
最近私は月払いの映画・ドラマ観放題サービスに加入したのだが、数が多すぎて何を観ればいいのか分からなくなっており、こういった「紹介マンガ」を探していたのである。
しかし本作は映子さんの視点が独特過ぎて、大分ぶっ飛んでおり、「日本人なら観ておくべき邦画の傑作を真面目に紹介する」というものではなかった。……まさかこんなに笑えるとは。
想像していたものとはかなり違っていたのだが、これはこれで最高だったし、紹介されている映画は漏れなく全て観たくなるので、満足度120%の本作。何が面白いって、映子さんの「邦画のうがった愛ある見方」が、秀逸過ぎるのだ。
映子さんは「映画について語る若人の部」に所属している。
この部は、映画が好きで誰かと語り合うことを切望していた部長の洋一が作ったのだが、進学校の生徒たちは誰も興味を持たず。唯一、入部したの…
2018/12/7
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邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん (ホーム社書籍扱コミックス) / 感想・レビュー
海猫
COMIC OGYAAA!!で期間限定無料公開中なので、読む。映画プレゼン漫画で、映子さんのキャラ設定が秀逸。映子さんは駄作であれ珍品であれ、面白がって見る人で作品語りがめちゃくちゃ楽しい。こき下ろしをしないので嫌味がない。これ褒めんの?というパターンもあるが、そこはツッコミキャラの部長がいるのでバランスは取れている。「CASSHERN」はアレな映画だとは思うけど、貶されたら庇いたくなる気持ちわかるよ。「電人ザボーガー」は、珍味ながら傑作ヒーロー映画だったな。「バーフバリ」は怒涛の娯楽巨編でオモロかった。
2022/05/24
トラシショウ。
映画好きが講じて、同好の士と語り合いたいあまり「映画を語る若人の会(※当然同好会)」を起こした男子高校生の小谷。そこへやって来たのは若干マニアックな邦画(※ソフトに表現しております)オンリーな邦画キ〇ガイの邦吉(くによし=だから通称「邦キチ」)映子。洋画を中心に幅広く語りたい小谷と、正直クソ映画ハンター(言っちゃったよ)な映子(+α)の駄作プレゼンの噛み合わない雑談の日々を描く、映画を中心としたサブカル語り漫画。うーん、ふた昔前の少女漫画タッチとか、思っていた程には面白くないかなぁ(以下コメ欄に余談)。
2018/08/29
陸抗
邦画が好きな邦キチが延々マイナーな邦画のプレゼンをする漫画だけど、扱ってる映画がトンデモ過ぎて逆に気になる。変な香川照之は特に気になった。カマキリ先生のイメージしかなかったけど、それ以上に変って…。
2021/09/26
akihiko810/アカウント移行中
様々な映画について「語り合いたい」洋一(部長)だが、キワモノ邦画ばかり力強く邦吉映子(邦キチ)にプレゼンされるという話。 ツッコミ満載、とんちき邦画を愛す映子さん。ディスった取り上げ方でなく、心の底から愛してる取り上げ方でよい。 邦画の「底辺」は香ばしいのが結構あるので、ネタには困らなそう(苦笑) ツッコミ担当の部長がいなければ成立しないので、いいキャラ配置だと思う
2023/07/11
kawasaki
乱暴に言えば珍映画紹介漫画。キュートなヒロインが「好き」の思いとともに個性的な映画作品を「映画(中略)部」の部長にプレゼンする。紹介された作品は全部観たことないけれど、実際観るかはともかく非常に気になる。昭和の少女漫画的絵柄(邦キチかわいい)と内容のギャップ、インパクトある紹介ポイントの提示と読者を代弁する部長のツッコミのテンポのよさが心地よく、笑える。邦キチの「好き」が理解できなくとも、話に付き合う部長もまたいいキャラ。たとえフレーズは拾い物でも「あなたの好きを肯定する部」は尊い。
2018/12/18
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