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アリスのさくらんぼ ―やなせメルヘン

アリスのさくらんぼ ―やなせメルヘン

アリスのさくらんぼ ―やなせメルヘン

作家
やなせたかし
出版社
復刊ドットコム
発売日
2019-02-16
ISBN
9784835456324
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アリスのさくらんぼ ―やなせメルヘン / 感想・レビュー

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かおりん

やなせメルヘンと名付けられた小編7つ。めでたしめでたしで終わらないものもあるけど、イラストが多く想像しやすい。初期のアンパンマンは首から上が無くなるシュールな絵だった。「はだかのワニ」は好物のポンカンとワニ皮を交換するが、悪人に騙され丸裸にされる。博士は新種だと騒ぎ、孫娘だけが冷静なのがおもしろい。

2019/08/24

えみ

子供にも大人にも同じように物語を紡いでくれるやなせたかし先生。子供の頃は心踊らせ、熱い思いで先生の作品に触れていた。そして大人になった今はどこか懐かしく、それでいて新鮮な気持ちで物語に引き込まれていく。どんな言葉にも訴える力があるのだということを改めて教えてもらえる本。絵本ではないけれど、先生の人柄が滲み出る温度ある挿絵がたくさん載っていて嬉しかった。7話収録されているが、どれも可愛らしい話なのに深くて成る程と納得してしまうような妙に重みのある話だったりする。1日の終わりにそっと読みたいやなせメルヘン集。

2019/04/10

やなせメルヘンと分類される3作目だそう。どれもちょっと心がざわつく。有名なアンパンマンくらいしか知らなかったけど、色々な作品を送り出してるんだな。あとがきが1973年10月となっていて、今から40年以上前の、全く社会も環境も異なるだろう時代に書かれたものなのに、色褪せず、考えさせられるし楽しめる。

2019/07/21

izw

やなせたかしのメルヘン第3集の復刻版。どれも風刺がきいていて、おもしろい。目次が変わっていて最初に驚いた。「表題と内容早わかりガイド - とりあえず短かい時間で立ち読みする人、あるいは手取早く内容を知りたい人、または読まないで批評文をかく人の為の親切なガイド、でなければ読む前の胸おどる予告編。」だそうだ。中に「飛べ!アンパンマン」もあるが、あのアンパンマンシリーズの元となった作品なのだろうか。

2019/07/31

ざき。

本書は「やなせメルヘン」と僭称される第3集。白黒の挿絵と共に、全8篇の物語が収録されている(風が口笛を吹く街もカウント)メルヘンなので、可愛らしい挿絵とは対照的に各物語は社会風刺に富んでいる。本書を通じて、当初アンパンマンは、世間からも出版社からも受け入れられなかった事を知った。「おぼえておいてほしいんだ。世界中でたったひとりぼくだけは熱烈な君のファンだよ。たとえ誰もよろこばなくても、編集者は反対しても、ぼくは君の物語をかきつづけるよ。」信念を貫くとはこの事だろう。アンパンマンは今や子供たちのヒーローだ。

2022/02/23

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