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優れたリーダーは、なぜ「傾聴力」を磨くのか? (単行本)

優れたリーダーは、なぜ「傾聴力」を磨くのか? (単行本)

優れたリーダーは、なぜ「傾聴力」を磨くのか? (単行本)

作家
林健太郎
出版社
三笠書房
発売日
2022-06-29
ISBN
9784837929048
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「優れたリーダーは、なぜ「傾聴力」を磨くのか? (単行本)」のおすすめレビュー

「聞く」よりも「聴く」姿勢が大事! 仕事でも日常でも使える”傾聴力”アップの実践テク

『優れたリーダーは、なぜ「傾聴力」を磨くのか?』(林健太郎/三笠書房)は、身近で使える傾聴力のヒントを与えてくれる一冊。上司と部下の関係がメインになっているものの、プライベートでも役立てられるメソッドが凝縮している。

「聞く」と「聴く」はちがう? 傾聴力に必須なのは「聴く」姿勢  話を「聞く」とは何だろう。本書では、受け身で話を聞く「Hear」ではなく、みずから積極的に聞き出す「Listen」の姿勢が大切と説く。

 英語の「Hear」と「Listen」のちがいを日本語で表現するなら「聞く」と「聴く」になる。私たちはそもそも、「相手の話を『聴く』つもりでいないと、100聞いたうちの75くらいは捨ててしまう」と主張する著者は、多くの人たちは、誰かと会話しているときに「ボ~ッとして聞き流していることが多い」という。

 傾聴力に必須の「Listen」の姿勢は、イメージとして「相手の心のなかにある氷山の『海に隠れた下の部分』を引き出すつもりで聞く」「相手が『このことは墓場まで持っていこう』と思っている言葉を引き出すつもりで聞く」と表現できる。その姿勢で真剣に話…

2022/8/19

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優れたリーダーは、なぜ「傾聴力」を磨くのか? (単行本) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ta_chanko

業務命令や指示、進捗状況の確認ばかりでは、人は心を開かない。心理的安全性を確保し、何でも話せる雰囲気をつくること。相手の話を遮らず、最後まで話を聞くこと。言葉の裏に隠された真意を聞き出すつもりで。これが意外と難しい。価値観の違いを図表化したハーマンモデルも参考になる。A論理的・分析的、B計画的・保守的、C直感・精神的、D創造的・革新的。AとC、BとDは逆のタイプで、互いに理解・共感することが難しい。これを頭に入れておくことで、その人に合わせた有効な声がけや対応も可能になる。

2022/10/28

KU ⚫︎listenは相手の心のなかにある氷山の海に隠れた下の部分を引き出すつもりで聞く ⚫︎本音を聞き出す為には待つこと。要点がわかりづらく曖昧であっても部下なりに100パー戦の力で精一杯語っている。変な助け舟は出さない ⚫︎事実とそれ以外に分けて聞くこと。事実以外はさらに感情、思考、推測の3つに分類。何を感じていて、どう考えているか、どんな仮説を立てたのか ▷助け舟は出しがちだけど耐えるようにしてみよう。事実とそれ以外に分けるのも面白い。活用してみよう

2023/11/04

カッパ

傾聴という技術は昔から大切だと言われている。知識として知っている人は多い。でも、それをできてる人間は少ないとは思う。練習してるのはカウンセラーくらいでしょうか?人はカウンセラーになりたいわけじゃない。でも、この本はリーダーとしてどうこの傾聴をつかうのか?具体的に教えてくれる。ついつい、色んなことをいいたくなるが待つこと。ちゃんと聞くこと。頻度をあげることからはじめていきたいと思った。教師とかにも必要だろうな。

2023/10/01

SHOGO THE SB

聞く時は事実情報とそれ以外(感情思考推測)を分けて聞く(過去現在未来の時制も注意)。計画なく行き当たりばったり×。話しかけやすさを演出。部下の話をしっかり理解し話をどこに持て行きたいか管理。(話し手の状況)今日は昨日と違うかもしれんと唱える。上司は自分との対話も大切。自分の感情と向合う。好感抱いた上司は話を聞いてくれる上司だった筈。 Listenは相手心中の氷山海下に隠れた部分を引出すつもりで聞く。 静かな時間/復唱/承認/合いの手/未来・感情問う/洞察促す/方向性を例示/相手の意思を聞く/笑って接する

2023/06/07

だるちゃん

全く部下がいないですが、そんな自分にもためになりました。 思い込みで聞いてはいけない。非言語情報を大切に、笑顔を心がける。ハーマンモデルで4つのタイプに分けて、接する。

2024/02/26

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