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棒がいっぽん (MAG COMICS)

棒がいっぽん (MAG COMICS)

棒がいっぽん (MAG COMICS)

作家
高野文子
出版社
マガジンハウス
発売日
1995-07-01
ISBN
9784838706136
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棒がいっぽん (MAG COMICS) / 感想・レビュー

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鱒子

なんだこの圧倒的な漫画は!シュールだ、不穏だ、理解不能だ。それなのに魅せられてしまう。人の心の揺れ動く様子が、シンプルな絵で表現されます。高野さんは才能の塊だ!短編集ですが、表題作は存在しません。こういうところもシュール……

2021/08/05

♪みどりpiyopiyo♪

昨年来 少しづつ読んでる 高野文子さん。高野さんの漫画は、穏やかな日常に紛れてる ちょっとした何かを見せてくれるのが楽しくて。■6本の短編。「美しき町」「バスで四時に」「東京コロボックル」が特に好き。■その時代も その土地も知らないはずなのに、ふと去来するノスタルジー。一歩ひいて描くことで立ち上がる親しみ。日常の視界と思考って 多分誰でもこんな風にとりとめもなくって、だから こんな風に見せてくれると「そうそう、そういうふうにみえるのよね」って再発見するのです♪ (初出 1987〜1994年)(→続

2017/12/30

AKIKO-WILL

この本も図書館では書庫扱いだった。書庫にあると思うと自分が救い出した〜とちょっと嬉しい。高野文子さんの漫画はどれも一筋縄ではいかない話が多いし、とても哲学的で難解だけど読みたくなるのはなんでだろう?6つの短編漫画。「私の知ってるあの子のこと」「バスで四時に」が好きだな。「奥村さんのお茄子」は不思議な高野文子ワールドでした。

2016/04/02

nonicchi

「人生の側面を覗かせてくれるカラフルな6作品はそのどれも研ぎ澄まされていて、バランスがよくて、いいアルバムを聴いているような感覚になります。」某雑誌に掲載されていたミュージシャンの方の感想があまりにも的を射ていたので、そのまま書かせて頂きました。「普段は見過ごしてしまいそうなところにあえて強くフォーカスしていて読む度に新鮮だし、今まで知らなかった感情が刺激されるというか、こういうところに自分は感動するんだってわかると自分自身も豊かになる気がします。」これも同意しかない。

2019/10/30

ちゅんさん

なかなか個性的な作品集。“奥村さん〜”はぶっ飛び過ぎてよく分からなかったけど、“美しき町”、“バスで四時に”、“私の知ってる〜”なんかは物悲しさなども感じられとても良かった。高野文子恐るべし。

2019/05/28

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