やっかいな人を自分のお城に入れない方法
「やっかいな人を自分のお城に入れない方法」のおすすめレビュー
モンスター(嫌な奴)と戦うな!僧侶が教える、モンスターから自分のお城(心)を守る方法
『やっかいな人を自分のお城に入れない方法』(小池龍之介/マガジンハウス)
人間関係は、人生の宝にもなり、人生をぶち壊す爆弾にもなる。もっと身近な言い方をすれば、心身の調和・不調和に大きく関わってくる。
そこで読んでおきたいのが、『やっかいな人を自分のお城に入れない方法』(小池龍之介/マガジンハウス)だ。著者の小池氏は、東大出の僧侶で、昨年11月からは著作活動もすべて停止し、ホームレス僧侶空朴(くうぼく)として、悟りに専念する活動を始めている。本書は、そんな小池氏からのとりあえずのラストメッセージとなる、人間関係を通した「お城(心)の築き方」ガイドだ。
本書で著者は、自分のお城(心)を脅かすやっかいな人として、「7つのモンスター」を取り上げる。その中から、いくつかのモンスターを紹介しよう。
■「でも、~」と相手を否定して上に立つ支配欲モンスター 最初に「支配欲モンスター/なんでもかんでも、押しつけてくる人」だ。
例えば「あの店って美味しいよね」と言えば、「でも、あっちの店の方がもっと美味しいよ」など、会話で往々にして「でも、~」と相手の意見を否定…
2019/2/26
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やっかいな人を自分のお城に入れない方法 / 感想・レビュー
ひらちゃん
ああ、そういう人なのね。やっかいな人はそうせざるを得ない心の持ち主。って自分の城には入れず傍観する。分かっていても出来るかなあ。余程自分に余裕がないと‥‥。まあ、誰しもがそれぞれにとっちゃやっかいな人に変わりはない。あっさりを心がけていくとしよう。
2019/03/24
リトル
じぶんメモ:〇チャンネル(嫌だ、逃げたい、嬉しい、やった!etc)を合わせないためにも、「誰も嫌わないし、誰も好まない」。あっさりした人間関係が正解だったりする。(P145、P153) ’無’になることが重要なのかもしれない。自分も含めて、全員、やっかいな人に思えてきた。著者がホームレスになるということで、どのような形で戻ってくるのかは気になるところ。
2019/03/17
テツ
特別に好きな相手であっても特別に嫌いな人間であっても、他人なんかの存在が自分の中に波風を立てることはない。淡々と同じように接して同じように対応するだけ。もともとわりと他人の在り方に興味がないのでそこからストレスが生まれることはあまりありませんでしたが、嫌いな相手に対してもほどほどに穏やかに接することはできていないな。それも修行だと思わないといけませんね。どんな形であれ他人に何かを望むことは欲であり、そこから全ての悩み苦しみが生まれるんだろうな。
2021/08/18
ピィーちゃん
★4 役に立つかどうかは不明だけど読んで損はないと思った。「やっかりな人」とぶつかったとき、相手を傍観して自分の心を閉ざしておく、もしくは関わらないというスタンスのようです。恐らく自分も「やっかいな人」に当てはまるでしょう。
2019/03/09
田中佳代子
○承認欲求モンスターをお城に入れない方法○→●いたわってあげることは大事。でも、感謝や評価されたがっているため、一度ではすまないから要注意。●「承認欲求という麻薬におぼれ、泥沼にはまっている、かわいそうな人と、それを洞察している私」という見方をする。●麻薬を与えないよう、半ばは聞き流し、半ばは相手の精神的舞台裏を分析して「つかず離れず」のスタンスで。・・・そもそも全ての人がやっかい。自分もまた誰かにとっての「やっかいな人」になっていないかを自覚し、予防すること。◉実母とのコミュニケーションに役立てたい。
2019/05/29
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