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仕事に悩む君へ はたらく哲学

仕事に悩む君へ はたらく哲学

仕事に悩む君へ はたらく哲学

作家
佐藤優
出版社
マガジンハウス
発売日
2021-10-07
ISBN
9784838731695
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仕事に悩む君へ はたらく哲学 / 感想・レビュー

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かわうそ

本当に好きなことであればそれで食っていける。食っていけないとすればそれは本当に好きなことではなく、好きな理由が別にある。その好きな理由を分析するために立ち止まって考えてもいいわけです。一方でとりあえずプラグマティズムに立脚して自分の役に立つものに着手してみると自ずと答えが見つかるかもしれないんですね。自分がやってみて少しでも良くなればそれは自分にとっていいものだと考えると気持ちがフッと軽くなる気がします。

2023/05/17

かわうそ

★★★★☆やっぱり佐藤優さんの本は対談形式が面白い。大川周明が言うように幸せというと漠然として捉えにくいから安楽という言葉に置き換えたることによってより精神的な安定を保てる生き方ができる気がする。安心して楽をする生き方。プラグマティズムに則って考えれば神がいるかどうかが問題なのではなく、神がいると信じることによって良い生き方ができるのであればそれで良いということになる。パレード法則からアナロジカルに考えれば自分のことが嫌いな人は2しかいないわけでそんな人たち気にするだけ無駄というのは間違いない

2021/11/14

aika

新しい業務に携わり始めて2ヶ月が過ぎ、仕事との向き合い方を自分なりに見つめたいと思い手にとりました。本書は、中小企業に勤める30代の会社員シマオくんのお悩み相談に佐藤優さんが答えるというスタイル。同世代の人と収入や活躍の度合いを比べ、かといって転職をする決断もできず…そんな悩みを要素に分解して、佐藤さんは先人たちの哲学をとおして事の本質に光を当ててくれます。過度の自己嫌悪は、歪んだ自己愛と一緒、という言葉にはドキリ。耳の痛いことも指摘してくれる親友の大切さを仰ってあるのは、佐藤さんらしいと感じました。

2023/10/14

かわうそ

劣等感は自分を過小評価することから生まれる。現代はSNSによって華やかな一面のみを見せることが多くなる。それによって、SNSを見た側はなぜ自分にはこのような幸運が来ないのか、自分にはなぜこのような能力がないのかというような悩みが自然と出てくる。しかし、SNSは特にインスタやTikTokにおいては自分を過剰に着飾って華やかな面を無理やり見せているのだから、実際にそれと比べるのはナンセンスである。

2022/02/27

双海(ふたみ)

再読。大川周明の「幸福よりも安楽が人を穏やかにする」という趣旨の引用があった。大川と言えば昭和史に出てくる日本ファシズム運動の理論的指導者だが、著書ではそんなことも言っていたのかと驚き。

2021/11/26

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