化けものつづら: 荒井良の妖怪張り子
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【京極夏彦特集】寄稿&インタビュー「拝啓、京極夏彦様」/荒井良さん
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年10月号からの転載です。
京極夏彦とはどのような人物なのだろうか。それは京極ワールドを楽しむ私たちにとって、永遠の謎である――! 京極夏彦さんと共に作品を作り上げた方々、またご親交のある作家の皆さまに、京極さんとの思い出や京極作品の魅力について伺いました。今回は荒井良さんです。
まず、作家生活30周年という大変な節目に心から「おめでとうございます」と申し上げたいと思います。 初めてお会いしてからもう四半世紀以上経ちましたが、京極さんは僕にとって最も影響力がある方ですし、それだけの大きな存在が身近にいてくれるのは何よりもありがたいことです。 初対面の場は関東水木会[*]の懇親会の席でした。たしか『魍魎の匣』が出たばかりぐらいだったと記憶しています。その折、僕の妖怪張り子の初作である「古籠火」を見ていただいたところ、ちょうど文庫化の話が出ていた『姑獲鳥の夏』の表紙をやってみませんか、と声をかけていただきました。 思ってもいなかった嬉しいお話でしたが、同時に「古籠火」が仕上がったタイミングを思うと、自…
2023/9/11
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化けものつづら: 荒井良の妖怪張り子 / 感想・レビュー
夜の女王
☆☆☆☆ 荒井良さんの作品展に行って、間近で見る作品のあまりの素晴らしさに感動して購入。京極夏彦の表紙は何気にしか見てないので、ずっと絵だと思ってました^_^;。それがこんな緻密な作品だったとは!ちょっと高かったけど、本物見たら買わずにいられません(作品はとても買えないので)
2015/06/06
有無(ari-nashi)
京極夏彦の作品の表紙でお馴染みの張り子人形作家の作品集。紙とは思えない存在感がある。解説なども着いているし、複数の角度から見られるのも良い。魍魎、五徳猫が好き。
2015/01/12
Oke
京極作品の文庫表紙を飾る張り子作者さんの作品集。銀座で京極さんのリトグラフ展を見たときに、張り子も展示してあった。張り子でこんな表現が出来るのかとじっくり拝見させていただいたのが懐かしい。
2006/08/05
さびる
姑獲鳥、魍魎、於岩さま、死神…。そこは異次元であり、化けものが住む空間である-。研鑚に研鑚を重ねて、伝統文化を自家薬篭中のものとして再生し、創造してゆく。日本が誇る職人「妖怪」作家・荒井良の張り子作品を収録。
2006/08/19
しげパレード
文庫版京極堂シリーズ表紙の張り子作ってる人の作品集。作品の全体像見れて印象変わるね。作品によって写真の枚数に差があったからもうちょい色々見たかった。結構しっかりした素材に見えるのにマジで紙ということなので製作過程見たすぎる…。
2011/12/06
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