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僕はまだ、君の名前を呼んでいない ~lost your name~ (マイナビ出版ファン文庫)

僕はまだ、君の名前を呼んでいない ~lost your name~ (マイナビ出版ファン文庫)

僕はまだ、君の名前を呼んでいない ~lost your name~ (マイナビ出版ファン文庫)

作家
小野崎 まち
カスヤナガト
出版社
マイナビ出版
発売日
2017-06-21
ISBN
9784839963675
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僕はまだ、君の名前を呼んでいない ~lost your name~ (マイナビ出版ファン文庫) / 感想・レビュー

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ひまわり

許すって難しいなぁ。一番許せないのは…。

2022/08/14

とみー

見方は様々あると思いますが、私は前作(サムウェア・ノットヒア)と本作はそれぞれ独立した作品としての印象が強かったです。それと、どちらかと言えば、本作の方が好きでした。 ところどころに差し込まれるテーマは孤独と非行、就活と卒論の苦悩、友人の自殺、虐待と妹の死、義母との関係、と重いものばかりで「喪失と再生」の再生の部分は!?と思いながら読み進めました。 でも結末は救いがあり幸せもありと、ちゃんと再生の物語でした。小説の終わり方って本当に難しいと思うのですが、本作はその点でとても良かったと感じました。

2017/07/08

角田和也

あとがきを読んで気がついたのですが「サムウェアノットヒア」の著者による作品で、シリーズものではないけれど呼応しているとかいないとか。 改めて思い出すと前作も(主人公とヒロインが)めんどくさかったですが、今作もめんどくさいです。 それなりに面白かったのですが、「(なんか知らんけど)好きだ!」で爆進する方が好きですね。 一言で言うなら、50代半ばの男女の回顧録ラブストーリー。カスヤナガト氏じゃなかったらてにとってない。

2017/07/13

凍矢

どんどん引き込まれていった作品だった。そこまで裏話が、あったのかと、吸い込まれるような読み方ができた!ただ、主人公の豹変ぶりに、訳が分からなくなったところがあり、そこが残念ではあった。

2017/07/17

でもん

前作もそうだったけど、良い意味で、ごそっと体内の何かを持っていく作品です。前作を読了後、すぐ本作を予約し購入したのですが、読むための体力を回復させるのに、ここまでかかってしまった。 前作と対になる物語……手を伸ばすタイミングが間に合ったのか、間に合わなかったのか。人がそこで立ち止まったのか、進んだのか。まったく違う話なのに対となる物語。でも、今度は救われた。良かった。 個人的には芥川賞で良いと思います。

2017/09/06

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